日々好日

さて今日のニュースは

介護保険料の値上げか

2010-11-20 08:09:50 | Weblog
国会は柳田法相の国会無視の非常識な放言が辞任要求まで発展し紛糾しています。
参院で問責決議がなされるのは、時間の問題となり辞任にまで及ぶことは必死と
言われる様になりました。

仙谷官房長官等の対応の拙さ等で党内も見放した声が出て来て、もうこの菅政権は
長くは無いのではと言う声さえ聞こえて来ると言う。

この大事な時期に一体何をして居るのかと憤りを通り越して呆れてしまいます。

処で待ったなしは国民に対する政府の政策です。

今回厚労省は65歳以上の月額介護保険料を試算して12年度は65歳以上の介護保険料が
1000円値上げされて月5200円になると社会保障審議会介護保険部会に示しました。

是は急速な高齢化に伴いサービス利用増によるもので現在の月額4160円ではサービス
が維持出来ないとみたためと思われます。

根拠は今後サービス利用者や施設整備の増加で12年度は保険料大幅に上昇する事。
現在実施中の介護職員の月給引き上げを行う介護報酬改定で約500億円の財源が必要。
また認知症支援の充実で約80億円の財源を要する事で是等を勘案して5200円になる
と試算が出されました。

65歳以上の月額介護保険料は高所得者の自己負担を現行の1割から2割に引き上げる事を
検討したり受けるサービスを見直して出来れば5000円内に抑えるのが望ましいが、実現
困難と見て今回の値上げ案がだされたと言う。

今後高所得者の自己負担増やケアプラン作成費利用者負担。要支援の軽度者への家事援助の
縮小。24時間地域巡回型訪問サービスの新設等サービス改善等で値上げ縮小に努める事。
又市町村の財源不足に備えた「財政安定化基金」の取り崩しで値上げ縮小に努力する事等を、
あわせて検討する様に提言して居ます。

何れにしても検討の段階ですが、何れ65歳以上の月額介護保険料が値上げされる事と
高所得者2割負担の実現は時間の問題となって来た様です。