日々好日

さて今日のニュースは

悪化する経済動向と政治

2010-11-09 09:07:29 | Weblog
衆院予算委員会では自民党側が、尖閣諸島での漁船衝突事件映像流失や小沢氏国会招致問題
で政府を追及していますが、平行線の無意味な応酬で終始して居る感じがしてなりません。

國の基本的事項ですので当然ハッキリして貰わなくてはならない事は百も承知ですが、今国民が
一番願っている事は景気回復であり雇用の促進ではなかろうか?

その解決策の一つとされる2010年度補正予算は予定の10日衆院通過は難しくなりこのままでは
15日以降となりそうです。

13日から始まるAPEC会議やの首脳会談等を考えれば益々衆院通過は先伸ばされる可能性が出て
来ました。

このままでは補正予算審議処か他の重要法案審議もアヤシクなって来ました。

もう国民を騙す馴れ合いの審議はうんざいです。

一刻も早く真剣に審議に取り組んで欲しい。

処で内閣府は9月の景気動向指数が1年半振り悪化して居るとして、基調判断を下方修正しました。

理不尽な円高は一向に沈静する処か、まるで火事の残り火の様に消えては又燃え上がります。

又海外経済も急速な減速状態になり我が国の輸出も鈍化してきました。

個人消費を支えた政府のエコカー購入補助金が9月で打ち切られた途端に経済の足踏み状態が出て
如何にこの政策が景気動向に深い関わりを持って居たかが伺われます。

又エコカー補助金打ち切りは消費者の買い控えを再発させて耐久消費財出荷指数も悪化した。

悪い事は重なるもので指数を構成する鉱工業生産指数等の生産関連指数も悪化し生産も減少した。

2005年を100とした景気動向指数は9月は102・20となって昨年3月以来1年6ケ月
振りの悪化と言う。

我々シロウトにはその状況はハッキリ理解出来ないが何となく判る気がします。

いまや景気の動向は足踏み状態で少しずつ後退の状況にあると理解して良いのではないでしょうか。