日々好日

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小沢民主党元代表とうとう反旗を翻すか?

2011-04-17 09:59:25 | Weblog
予てから挙出が注目されて居た、小沢民主党元代表がもたもたする菅首相にとうとう我慢が出来ず
反旗を翻す決心をしたのでは思われる事が起きました。

小沢元代表はネット番組に出演して野党が提出する「内閣不信任案」に同調する可能性や更には
新党結成を示唆する発言をしたとの事です。

内容は「今の様な状況を政府が続けるなら政治家としてどうすべきか考えなくてはならない」と
ハッキリ菅首相降ろしとも取れる発言を行ったらしい。

具体的には野党が提出する内閣不信任案にたいし同調する可能性に言及し、更には新党結成とも
取れる発言があったと言う。

菅首相降ろしは西岡参院議長が、西日本大震災後被災地の都市計画や農漁業再生に対する明確な
方針が無い事と、緊急事態に対応する特別立法の一つだに成立させられない様な首相は速やかに
退陣せよと、あからさまに迫って居ます。

内閣不信任案がもし衆院に提出された場合、民主党と国民新党それに与党系無所属議員を足すと
313議席となりますがその内73名以上が造反すると不信任案は成立する可能性があります。

小沢派議員の中には是に賛同する議員も沢山出る可能性があって、また与党の国民新党内にも
郵政法案の再審議が無視されて居る現状で不満を表明する議員も出て来て満更あり得ない事と
否定する事は出来ない状況です。

ただ此の国難と言われる現在、反旗を翻して復興に一生懸命の政府の足を引っ張って敢えて
悪役を買って出て国民の信頼を失う事にならないかと懸念する動きもあります。

確かに現在の菅政権は対応が遅いし、的確さに欠き、何をモタモタして居るのがと歯痒い
思いは誰も同じだと思います。

しかしこの希有の被害の甚大さや、余りにも広範囲に亘って居る事等で莫大な費用と労力を
長期間に亘り投入しないと解決出来ない事は誰しも理解して居るが敢えて無理を承知で願う
のは当然の事です。


さらに益々悪化する福島原発放射線汚染の拡大の噂は、一体何処までが本当か混迷度を深めて
国際的問題となり日本全土放射線に汚染されて居る様な噂さえ出て居る始末です。

是に対し政府の打つての遅さ、其れもハッキリした国民への説明のないままに更に疑心を生み
出して問題を一層複雑にしています。

この様な状況打開策として小沢元代表の発言がなされたものと善意に解釈したい処ですが国民の
考えも全く同じ気持ちである。

ただ小沢派に近い政務三役10名は別に会合をもって現時点での菅首相退陣に対しては慎重である
べきとの意見が優勢であったとか。

まだ首相降ろしには面と向かって要求する段階では無い様だ。
ただ西岡参院議長を除いては・・

もし内閣不信任案が成立すると、解散・衆院選挙等益々日本の政治は、混迷度を深めて行く可能性が
指摘出来そうです。