日々好日

さて今日のニュースは

一国の総理がこの態(ざま)とは

2011-04-21 19:42:25 | Weblog
今回の菅総理の福島原発周辺住民視察は見ていて情けない思いだ。

是が一国の総理かと思うと口惜しい思いがします。

ふんぞり返る福島県知事、形ばかり頭を下げる上目使いの菅総理、誰にでも謎のポーズと
奇異に見えた様です。

その後菅総理は周辺住民が避難して居る体育館を視察しました。
一国の総理の視察と言うのには全く淋しいものです。

本人が希望したのか、福島県の道案内も無しで殆ど丸腰状態の視察です。
随分甘く舐められたものですね。

そんな総理だから無遠慮な怒号が投げかけられて来る。
それをガードする随員も居ない状況です。

まあ視察の形は色々あるかと思いますが、少なくとも国民の代表である総理がみっとも無い
姿を晒すのは余り良い気がしません。

福島県で一番嫌われて居るのが菅総理と言われて居るとかで、福島県も各自治体もまともな
対応はして呉れなかったのではと思われて仕方ありません。

福島県としては当然の報いと言う事でしょうが、いやしくも我々国民が選んだ総理です。
それなりの扱いをしてほしかった。

マスコミは鬼の首を取った様に避難民から怒号平謝りの総理とのニュースを流して居る。

是は外国にも流されます。

もっと総理は毅然として欲しかった。

今回の視察は根回しが良く出来てなかったのか、それとも福島県が意図的にそうしたのか?
まるでお忍びみたいで一国の総理の視察としては異例ずくめの様だ。

確かに今回の福島原発事故は住民に多大の負担を掛け今回また20キロ内の立ち入り禁止を
突然発表したり避難民を、なおがしろにして居る点が多く見受けられ怒るのももっともだと
思われます。

と言っても一国の総理です。
それなりの対応があって然るべきだと思います。

私は菅総理に対し何の思いも無いが、一国の総理が情けない扱いを受けているのが歯痒くて
ならないと言う事です。

復興法案提出は来月送りか?

2011-04-21 08:45:29 | Weblog
東日本大震災に対処する復興基本法案は当初4月末までに国会提出し審議する予定でした。

処が法案に盛り込む肝心の復興推進の組織案をめぐり与野党が合意に至りませんでした。

そこで民主党岡田幹事長は復旧の体制を決める重要法案だから充分に議論を尽くしたいとして
大型連休後の提案もあり得る事を仄めかしたとの事です。

民主党としては何とか自民公明両党との共同提出の型にしたい処ですが、公明党は議員立法
でなく政府提案とする様に求め与野党共同提案は今の処大変厳しい様です。

争点になって居る復興体制は、自民公明とも、強力な権限を持つ「復興再生院」の新設を
要求して居るにに対し、民主党玄葉大臣は他の府省庁との権限切り分けに時間が掛かり可能性
が薄い事を理由に反対した。

また菅総理は全閣僚に「復興対策本部」を内閣に設置する方針を示し譲らなかった。

まず復興の理念等を規定する復興基本法案をめぐり自民党公明党ともハッキリした方針が
定まらず共同歩調には程遠く、ましてや民主党との共同提案等夢の又夢でしかない。

復興を取り仕切る組織設立ですら当然この様な状態になって居ます。

自民党は統一地方選挙前半戦で第1党になった事を受けて今や民意は我にありとばかり
一気に倒閣の気運が高まって居ます。

ただ災害復興優先のこの時に、敢えて倒閣退陣要求し世論の硬化を恐れる向きもあって全面的に
踏み切れない弱さがあるのも事実です。

国民としてはこの様な時に、党利党略かと言うのが偽らざる気持ちです。

政治家は国民に対しハッキリした復活への道しるべを早く見せて貰いたいものです。

民主党の言うただ単なる「復元復旧」案でなく将来的「創造的復興」案を早くみたいものです。