福島原発事故で政府は先日突然半径20キロ圏内の立ち入り禁止を決めて住民の立ち入りを
規制しました。
是に対し避難住民から不満が出て、政府は警戒区域への一時帰宅の具体的許可基準を決め関係
自治体に伝達しました。
それに依ると居住者の一時立入りは一所帯当たり一名で、高齢者や15歳未満は認めない。
警戒区域滞在は移動時間を含め5時間とし、在宅は2時間を限度とする。
食品や家畜の持ち出しは認めない。自家用車やペットの持ち出しは別途検討する。
自治体職員や東電社員が引率して地区毎纏めてバスで移動する事。
各自防護服着用し個人ガイガー計測器装備し連絡用無線を携帯する。
終了後は放射線量のスクリーニングを行い必要なら徐染を行う。
1時帰宅は連休明けから開始する。
対象者は警戒区域に居住し当面の生活上の理由で1時立ち入りを希望する者に限定。
立ち入りが出来ないと著しく公益を損なう見込みの有る者に限定。
違反したら10万円以下の罰金に科せられる。
と言った大変厳しいもので、如何に緊迫した緊急状況にあるかを伺わせます。
幾ら住民の生命のためとは言え少し遣り過ぎではとも思われる節があります。
今日は奇しくもチエルノブイリ原発の爆発事故から25年が経ちます。
1986年4月26日当時ソ連のウクライナのチエルノブイリ原発で電源停止の状態でどの
位の発電可能かと言う特殊な実験を行って居る最中に起きた原発炉と建屋爆発事故です。
ロシアの穀倉地帯を放射線物質が汚染し東欧各国に甚大な被害を及ぼしました。
この事故による死亡者は9000名とも言われて居ますが恐らく記録に載らない被災者は
これ以上ではなかったかと思われます。
なにせこの原発爆発事故は広島原爆の400~500発分の放射線を排出したと言われます。
広島原爆は爆弾に詰め込まれた50キロのウランのたった1キロ程度が核反応を起こして
TNT火薬1万5000トンに相当する爆発をしました。
爆風と熱風で数十万の人々が亡くなったが、この爆弾は1平方センチに高速中性子
2000億個と熱中性子9兆個と言う放射物質を放出して多くの人を被爆死させました。
広島原爆400~500個に相当すると言うから如何に当時の放射線量のすさまじさが伺えます。
現在この原発はコンクリートで固められ石棺となり周辺地域は永久立ち入り禁止となっています。
それに較べたら福島原発事故は小さい小さいと盛んに政府は言って居ますが、専門家は恐らく
チエノブイリ原発の6割程度の放射線量の放出があったのではと言われて居ます。
既に何人もの被爆者が出て死亡者も数名出て居る模様です。
単純な計算で広島原爆クラスの200~300発分に相当する放射線量が放出されたものと推定
可能です。
当然放射線放出のベクレルと被爆のシーベルトの関係で危険度は一概に論じることは出来ないが
大変危険レベルである事は間違いない事実です。
今回の政府の伝達事項で大変気になるのが高齢者の一時帰宅が認められてない事と警戒区域滞在が
移動時間を含めてたったの5時間其れも自治体職員等随行のバスでの一時帰宅である事です。
現在高齢者社会と言われて居るのに高齢者を排除しその代理人設定は出来ないのか?
(例えば他地域に居住する親族が代行するとか・・・)
帰宅滞在時間が5時間しかも在宅時間は2時間おまけにたったの一人で何が出来るのか疑問です。
自治体の職員等の監視の目があって一体何が出来ると言うのだろうか?
それに移動方法が地区毎にバス移動で一体どれだけの大事な品が持ち出せるか?
自家用車やペットの持ち出しはどうなるのか?
何故1時帰宅が連休明けなのか?
其れよりも違反者に罰金10万円以下とは其処までやるか?
色々問題点が多すぎてもう少し検討する必要はないのでしょうか?
規制しました。
是に対し避難住民から不満が出て、政府は警戒区域への一時帰宅の具体的許可基準を決め関係
自治体に伝達しました。
それに依ると居住者の一時立入りは一所帯当たり一名で、高齢者や15歳未満は認めない。
警戒区域滞在は移動時間を含め5時間とし、在宅は2時間を限度とする。
食品や家畜の持ち出しは認めない。自家用車やペットの持ち出しは別途検討する。
自治体職員や東電社員が引率して地区毎纏めてバスで移動する事。
各自防護服着用し個人ガイガー計測器装備し連絡用無線を携帯する。
終了後は放射線量のスクリーニングを行い必要なら徐染を行う。
1時帰宅は連休明けから開始する。
対象者は警戒区域に居住し当面の生活上の理由で1時立ち入りを希望する者に限定。
立ち入りが出来ないと著しく公益を損なう見込みの有る者に限定。
違反したら10万円以下の罰金に科せられる。
と言った大変厳しいもので、如何に緊迫した緊急状況にあるかを伺わせます。
幾ら住民の生命のためとは言え少し遣り過ぎではとも思われる節があります。
今日は奇しくもチエルノブイリ原発の爆発事故から25年が経ちます。
1986年4月26日当時ソ連のウクライナのチエルノブイリ原発で電源停止の状態でどの
位の発電可能かと言う特殊な実験を行って居る最中に起きた原発炉と建屋爆発事故です。
ロシアの穀倉地帯を放射線物質が汚染し東欧各国に甚大な被害を及ぼしました。
この事故による死亡者は9000名とも言われて居ますが恐らく記録に載らない被災者は
これ以上ではなかったかと思われます。
なにせこの原発爆発事故は広島原爆の400~500発分の放射線を排出したと言われます。
広島原爆は爆弾に詰め込まれた50キロのウランのたった1キロ程度が核反応を起こして
TNT火薬1万5000トンに相当する爆発をしました。
爆風と熱風で数十万の人々が亡くなったが、この爆弾は1平方センチに高速中性子
2000億個と熱中性子9兆個と言う放射物質を放出して多くの人を被爆死させました。
広島原爆400~500個に相当すると言うから如何に当時の放射線量のすさまじさが伺えます。
現在この原発はコンクリートで固められ石棺となり周辺地域は永久立ち入り禁止となっています。
それに較べたら福島原発事故は小さい小さいと盛んに政府は言って居ますが、専門家は恐らく
チエノブイリ原発の6割程度の放射線量の放出があったのではと言われて居ます。
既に何人もの被爆者が出て死亡者も数名出て居る模様です。
単純な計算で広島原爆クラスの200~300発分に相当する放射線量が放出されたものと推定
可能です。
当然放射線放出のベクレルと被爆のシーベルトの関係で危険度は一概に論じることは出来ないが
大変危険レベルである事は間違いない事実です。
今回の政府の伝達事項で大変気になるのが高齢者の一時帰宅が認められてない事と警戒区域滞在が
移動時間を含めてたったの5時間其れも自治体職員等随行のバスでの一時帰宅である事です。
現在高齢者社会と言われて居るのに高齢者を排除しその代理人設定は出来ないのか?
(例えば他地域に居住する親族が代行するとか・・・)
帰宅滞在時間が5時間しかも在宅時間は2時間おまけにたったの一人で何が出来るのか疑問です。
自治体の職員等の監視の目があって一体何が出来ると言うのだろうか?
それに移動方法が地区毎にバス移動で一体どれだけの大事な品が持ち出せるか?
自家用車やペットの持ち出しはどうなるのか?
何故1時帰宅が連休明けなのか?
其れよりも違反者に罰金10万円以下とは其処までやるか?
色々問題点が多すぎてもう少し検討する必要はないのでしょうか?