日々好日

さて今日のニュースは

谷垣自民党総裁、菅首相に退陣要求

2011-04-19 08:35:12 | Weblog
昨日参院予算委員会で東日本大震災に関する集中審議が行われました。

震災前は管政権に対し直ちに退陣をと強い対決姿勢を露わにした谷垣自民党でしたが
その様な折に今回の大震災が勃発してしまいました。、

世論は挙国一致で何とかこの国難を切り抜けねばならないと傾いて行きました。

自民党も民主党の呼びかけに応じる姿勢を見せて、大連立も夢ではないかの様な動き
さえ見えて居ましたが、今回地方統一選の前半戦で民主党が大敗すると、自民党内から
退陣要求の声が高まり再び対決ムードに逆戻りです。

其れが顕著に現れたのが昨日の参院予算委員会です。

国民は既に菅政権に復興の梶取りを委ねる訳には行かないとハッキリ意志表示したとして
菅政権の退陣を求める方に大きく路線変更をした様だ。

自民党は2度に亘り震災復興の緊急提言を行い「政府と一緒になって国民のため頑張らせて
頂く」と言った口が乾かないうちにこの豹変です。

確かに今の菅政権のやり方は後手後手で、的確性を欠き、迅速な対応がないと言う批判が
続出し国民としても何とかならないのかと、まどろっこい感がしないでもない。

しかしこの甚大で広域に亘る被災を直ちに復興する等は、神でない限り不可能です。
しかも放射性物質の排出拡大しその復元には長期間を要するとあっては打つ手無しです。

是は誰が変わっても恐らく大同小異の事と推察出来ます。

ましてや自民党がその様な力を有するとはとても考えられません。

又今回の地方統一選挙では自民党は第一党にはなったが、既成政党は全て議員数を減らして
居て、自民党も例外ではありません。

国民の民意が全面的自民党に移ったと見るは早計の様にも思えます。

兎に角この非常時に民主党の揚げ足取りに終始する自民党はガッカリの感がしてなりません。
どうして協力して国民のため尽力して呉れないのか残念でなりません。

国民より党利が優先するするのは判らなくはないが・・・