農水省は国営諫早湾開拓事業の開門調査実施に向けていよいよ対策工事着工を
決め長崎県に通知した。
諫早湾開拓はどうも判らない事ばかり多すぎます。
そもそも諫早湾開拓は当事農林省が計画し長崎県に持ちかけた開拓事業です。
其れがすったもんだし、防災主体に衣替えし工事が進められた。
其れは当時、珍しいゲリラ豪雨による諫早水害で、多くの犠牲者を出した事
が大きな理由と云われます。
処がこの干拓工事初めからケチのつき放しで、環境問題・漁業問題で紛糾した。
其れに有明海の汚染が進み、ノリ・貝類に被害が及びました。
これは福岡県筑後川井関ダムや、熊本県水害のゴミで埋め立てた宏大な農地。
有明海を埋め立てて作られた熊本新港。佐賀県・長崎県でも各自治体が國の
補助事業で次々と埋め立てて行ったのも多分影響がありそうです。
兎に角有明海は次々と狭められて行きました。
処が有明海の最後の引導を渡したのは諫早干拓とされた。
あのは華々しいギロチンと云われる突堤締め切りのパフオーマンスが大変
悪影響を与え諫早干拓はすっかり悪者扱いとなった。
其れに気象問題や、ノリ業者乱立で海水汚染が進み其れが皆諫早開拓のせいに
されました。
確かに有明海汚染の責任の一端は諫早開拓にあるがすべてを押しつけられては
敵いません。
諫早開拓は國の事業です。
補償金をふんだくるには良き相手です。
其処で佐賀漁民が起こした諫早干拓開門訴訟です。
此までは司法も因果関係がハッキリせしない事を理由に棄却して居ましたが
今回は佐賀地方裁が開門の判決を出した。
更に世間の流れは開門請求が主流で福岡高裁も此を支持しました。
処がこの開拓を推し進めて来た國の政権が交代して民主党政権になりました。
この政権はコンクリートから人と云う政策ですので、控訴を断念して判決が
決定しました。
國が進めた工事を國が破棄するこれは当然と言えば当然ですが、諫早干拓開門は、
全てを破壊して元に戻すのではなく単なる漁民の補償要求の道具になる開門を
認めた事になります。
國の勝手で振り回される住民は堪ったものではない。
此で諫早開拓でやっと水害から逃れた海岸地帯の人達。開拓でやっと耕作地を得た
農民にとって開門は大変な事です。
諫早開拓は工事計画を3分の1に縮小し大半は真水湖で、あと3分の1を開拓農地
に利用しています。
此が開門となるとこの真水湖に潮水が入って来る事で農業用水に使えなくなります。
又潮水が押し寄せる事で農業に多大な被害が出る事が予測されます。
この開門は判決を実行するための方便で部分開門で効果は初めから疑問視されている。
ただ漁民に取っては漁業補償を沢山ふんだくれば良い事です。
開門で被害が出れば國が弁償すると云って居ますが大事な財源をこの様なことに
浪費して良いのでしょうか?
漁民は諫早開拓の撤去までは云っていません。
もし撤去となれば工事費の数十倍と云う巨大な経費がかかるでしょうね。
漁民は開門して開拓が如何に漁業に影響して居るか証明出来ると信じて居る様だ。
しかしこの因果関係をハッキリ証明するのは至難の業と云うのが専門家の常識。
水俣病の様にハッキリしたものであれば証明可能です。
しかし水俣病でさえ因果関係がハッキリしないと云われた時期がありましたね。
國は地元の意向を全く無視して一部県や漁民のためいよいよ強権発動するらしい。
前にも述べましたがこの諫早開拓開門は全く意味が無い物で、ただ漁民の漁業
補償費つり上げのためのパァフーマンスと断定します。
しかし福岡高裁が出した12月20日の開門期限は守らざるを得ませんね。
此全て民主党政権、菅元首相の控訴断念がもたらしたツケですね。
長崎県側に立った独断と偏見の批判は敢えて受けます。
決め長崎県に通知した。
諫早湾開拓はどうも判らない事ばかり多すぎます。
そもそも諫早湾開拓は当事農林省が計画し長崎県に持ちかけた開拓事業です。
其れがすったもんだし、防災主体に衣替えし工事が進められた。
其れは当時、珍しいゲリラ豪雨による諫早水害で、多くの犠牲者を出した事
が大きな理由と云われます。
処がこの干拓工事初めからケチのつき放しで、環境問題・漁業問題で紛糾した。
其れに有明海の汚染が進み、ノリ・貝類に被害が及びました。
これは福岡県筑後川井関ダムや、熊本県水害のゴミで埋め立てた宏大な農地。
有明海を埋め立てて作られた熊本新港。佐賀県・長崎県でも各自治体が國の
補助事業で次々と埋め立てて行ったのも多分影響がありそうです。
兎に角有明海は次々と狭められて行きました。
処が有明海の最後の引導を渡したのは諫早干拓とされた。
あのは華々しいギロチンと云われる突堤締め切りのパフオーマンスが大変
悪影響を与え諫早干拓はすっかり悪者扱いとなった。
其れに気象問題や、ノリ業者乱立で海水汚染が進み其れが皆諫早開拓のせいに
されました。
確かに有明海汚染の責任の一端は諫早開拓にあるがすべてを押しつけられては
敵いません。
諫早開拓は國の事業です。
補償金をふんだくるには良き相手です。
其処で佐賀漁民が起こした諫早干拓開門訴訟です。
此までは司法も因果関係がハッキリせしない事を理由に棄却して居ましたが
今回は佐賀地方裁が開門の判決を出した。
更に世間の流れは開門請求が主流で福岡高裁も此を支持しました。
処がこの開拓を推し進めて来た國の政権が交代して民主党政権になりました。
この政権はコンクリートから人と云う政策ですので、控訴を断念して判決が
決定しました。
國が進めた工事を國が破棄するこれは当然と言えば当然ですが、諫早干拓開門は、
全てを破壊して元に戻すのではなく単なる漁民の補償要求の道具になる開門を
認めた事になります。
國の勝手で振り回される住民は堪ったものではない。
此で諫早開拓でやっと水害から逃れた海岸地帯の人達。開拓でやっと耕作地を得た
農民にとって開門は大変な事です。
諫早開拓は工事計画を3分の1に縮小し大半は真水湖で、あと3分の1を開拓農地
に利用しています。
此が開門となるとこの真水湖に潮水が入って来る事で農業用水に使えなくなります。
又潮水が押し寄せる事で農業に多大な被害が出る事が予測されます。
この開門は判決を実行するための方便で部分開門で効果は初めから疑問視されている。
ただ漁民に取っては漁業補償を沢山ふんだくれば良い事です。
開門で被害が出れば國が弁償すると云って居ますが大事な財源をこの様なことに
浪費して良いのでしょうか?
漁民は諫早開拓の撤去までは云っていません。
もし撤去となれば工事費の数十倍と云う巨大な経費がかかるでしょうね。
漁民は開門して開拓が如何に漁業に影響して居るか証明出来ると信じて居る様だ。
しかしこの因果関係をハッキリ証明するのは至難の業と云うのが専門家の常識。
水俣病の様にハッキリしたものであれば証明可能です。
しかし水俣病でさえ因果関係がハッキリしないと云われた時期がありましたね。
國は地元の意向を全く無視して一部県や漁民のためいよいよ強権発動するらしい。
前にも述べましたがこの諫早開拓開門は全く意味が無い物で、ただ漁民の漁業
補償費つり上げのためのパァフーマンスと断定します。
しかし福岡高裁が出した12月20日の開門期限は守らざるを得ませんね。
此全て民主党政権、菅元首相の控訴断念がもたらしたツケですね。
長崎県側に立った独断と偏見の批判は敢えて受けます。