日々好日

さて今日のニュースは

4人に1人の高齢者社会の中で

2013-09-16 07:50:58 | Weblog
今日は敬老の日です。

昔は老人の日と言われて居ましたが、今や高齢者大国になった日本では65歳の
高齢者は大きな顔をして存在します。

総務省の発表によると、2013年の65歳以上の高齢者数は3186万人との事。
此は前年より112万人増えて益々高齢化が進んでいる事を表します。

日本の全人口の25%に当たり4人に一人が高齢者となります。
此は戦後生まれの団塊の世代が一斉に65歳以上になった事が大きな原因です。

今後2035年までには高齢化が進み三人に一人は高齢者となる時代が来るとか。

そうなると日本の生産労働力の激減・社会保障費増大等々多くの問題が起きて来ます。

現在の国民皆保険制度や年金制度崩壊も予想され大変な問題が出て来そうですね。

3186万人の高齢者の内訳は男性1369万人。女性1818万人で矢張り女性が
500万人程多い様ですね。

女性がそれだけしぶとく生き残る率が高いのでしょうか?

年齢別では70歳以上が2317万人で全人口18・2%だそうです。
75歳以上が1560万人で12・3%です。
80歳以上は930万人で7・3%です。
100歳以上は前年比で3620名増えて5万1376名だそうです。

現在日本の平均寿命は男79・64歳、女86・39歳ですが60年後1072年には
男84・19歳、女90・93歳とさらに寿命が延び益々高齢化は進んでいくとの事。

年寄りばかりの社会の時代がもうすぐ其処まで来ていますね。

今や「限界集落」でなく「限界国家」になる可能性すらあるのでは・・・

世論調査消費税増税反対50%内閣支持61・8%

2013-09-16 07:04:04 | Weblog
何時も云う事ですが世論調査は絶対的なものでは無いが、一つの傾向を示す良い
データーと云う事です。

今回共同通信社が定期的に行う全国電話世論調査の結果発表をしました。

まず今最も関心度の高い、予定通り消費税増税に賛成か反対かの問に対して
50%が反対46・8%が賛成と回答しました。

此から何が導かれて来るのでしょうね?

立場立場で反対が50%もある事を強調する人。
将来の日本の年金・財政等を考慮する人達が46・8%も居る事を強調する人。

その他沢山の事が推察されますね。

次にアベノミクスを推進する安倍内閣の支持率については61・8%と前回の
57・7%より増えた事。

此はどう解釈すべきでしょうか?

安倍政権の経済政策はもとより、強い日本の構築に賛成が増えて来たと見る
べきでしょうか?

韓国が原発汚染水に関連して日本の水産物の全面禁止をしたり、東京五輪
開催で大きな障害となった原発汚染水処理に対しては、國が全面的に遣るべき
が75・8%と圧倒的回答であった。

此は由々しき問題で最早東電には任せられないと言う事でしょうか。

国策として推し進めた原発事業ですから國が責任を取るのが当たり前と言えば
当たり前ですが、お互いに責任を塗りあって責任逃れして居るのは、国民と
して許し難い事ですね。

その汚染水処理を巡る安倍首祖の発言に対しては64・4%が信用出来ないと
回答して居るのが気になりますね。

国民は此まで福島原発事故関連では、東電や政府に何度も騙されてきました。

安倍首相の東京五輪招致のために取り敢えず発表された様な政策を信用しろと
云うのがどだい無理な事です。

本当に真剣に取り組むのかは今後の政策如何にかかって居るのかも・・・

最後に東京五輪誘致に関し85・6%が歓迎と云う回答にも少しオドロキです。

まだ7年先の事ですが、今後消費税増税、エネルギィー問題と、国民の生活は
段々厳しくなる事が予測される中で無理しても東京五輪を開催する意義がある
のか?

此が下した国民の判断傾向と云うのだろうか?