日々好日

さて今日のニュースは

JR北海道レール異常放置問題

2013-09-24 09:01:26 | Weblog
今回JR北海道のレール異常放置が大雨による貨物列車脱線事故発生で明らかにされた。

何と保線担当の、44部署中3分の1に当たる15部署で97ケ所も線路の幅・高さの
異常が判明して居たにも関わらず放置されて居たと云う、昔の国鉄を知る人に取っては
全く信じ難い出来事が起きた。

日本の鉄道は蔭で支える保線担当者の苦労で成り立って来たと云っても過言ではない。

保線担当の人達は日夜血の汗を流して鉄道の安全運行を願い作業して来たと云うイメージ
があるだけに今回JR北海道の手抜き保線作業は意外な感じです。

こういった事故が起きると、各JRの保安担当も同じ様な手抜きを遣って居るのではとの
疑いの声が上がりそうですが、JR北海道だけが特異な事と云う事らしい。

今回のレール異常放置事件は、苦労して点検をする作業は地味に行われ、そのデーターは
上に上げられた居たが、肝心の補修計画を立てる担当者が失念し放置されて居た模様。

その連携の緩み・安全運行の監督者認識不足・危機意識のなさ等々、JRが抱える問題が
露呈したとも思われます。

監督者として北海道は活躍する場としては不足で投げやり的考えで、おざなりな仕事態度
だったとは思いたく無しが矢張り緊張感が足らなかったのでは・・・

特に事故が起きた大沼保線事務所管内で23カ所。苫小牧保線事務所で16ケ所異常レール
が見つかり報告されて居たのに放置されて居たらしい。

この函館線は特急列車も運行されるJR北海道の主要幹線らしく、本当に信じられ。

確かに高さや幅とも僅か数センチか数ミリの誤差で体した事ではないと云えば云えますが、
多くの人達の命を預かるJR北海道としては許されるべきものではないと思えてならぬ。


教育行政自治体首長何処まで関与するか?

2013-09-24 07:34:16 | Weblog
教育委員会制度改革を議論して居る、中協審教育制度分科会が教育行政に関して
議論を始めました。

地方教育行政の最終責任者をくび長にするか、合議体の教育委員会に残すかが問題
として討議される。

教育委員会の委員長・委員は自治体の長が任命罷免出来ます。

事その地の地方教育行政に関しては絶大な権力を有し、しばしば自治体くび長とは
対立関係等問題を多く抱えて居る。

特に大阪府の場合、教委解体論の橋下大阪市長誕生で、問題発生して居る様ですね。

今回の改革案では決定権を持つ教育行政の教委を何処に位置ずけかが問題となった。

一部で選挙で選ばれてない教育委員長がくび長と同じ権限を持つ事への疑問がある。

其処で教育長は首長から教育行政を委託された形を取って独立性を持たせる。
教育委員会の権限をなくし、諮問機関とし地方教育行政への提言やチェツクする機関
に格下げしてはどうかと云う案が浮上して来た。
此だと教育長はくび長の部下となり、くび長が地方教育行政に介入し易くなる。

対案は、此まで通り教育委員会は自治体の教育方針の執行機関として審議・決定を行う。
くび長は教育長の任命・罷免は関与出来るが、地方教育行政には直接関与出来ない。
責任の所在が、此までより明らかにする事が出来るとして居るが疑問が残る。

何れにしても自治体のくび長は地方教育行政で権限を大きくしたいと願い、教育関係者
は現状維持を主張し、その鬩ぎ合いとなる模様です。

教育に政治・警察が介入して来ると教育はいびつなものになる可能性が出て来るが、今の
教育界は隠蔽や言い逃れが多く官僚体制で、行政・警察が介入せざる得ないのも現実だ。