内閣府は2015年10~12月期GDPの改定値を発表しました。
先月発表した速報値を下回るもので、今後も大幅改善は望み薄となりこの分では消費税引き上げの
再度先送りもありうる事になるかも知れなくなって来た。
実質GDP年率換算でマイナス1・1%の成長。
名目でも年率換算でマイナス0・9%の成長。
設備投資を除き、個人消費・公共投資・住宅投資・輸出・輸入すべてマイナス成長。
すべて低調で最悪、これで来年4月の消費税率の引き上げは再度先送りの公算が出てきた。
前回経済成長重視で1年半先送りされ来年4月から実施予定でしたが、今回思いのほかに
経済成長が出来てない事で再度引き延ばされる公算も大きくなってきました。
しかし消費税率引き上げを目当ての政策や財政に大きく影響を与えるのでその点微妙ですね。
いずれにしても、消費税引き上げ再延期となれば、国民にとっては有り難いが、財政的には
大きな打撃となるでしょうね。