予定では今年11月築地市場から豊洲市場に移転が決まって居たが、東京都知事交代で
是がアヤシクなって来た。
小池都知事は就任後直ちに東京五輪事業と豊洲市場移転問題の見直しを宣言した。
都知事は現地視察を行いその杜撰さに呆れまず来年1月まで豊洲の移転延期を命じた。
巨額の都の税金を使い一部都議会議員や大手ゼネコンで食い荒らされて居る事が暴露
された。
当初豊洲市場の入札価格は628億円だったのがいつの間にか1035億円に膨れ
上がって居た事実も判った。
又工事に当たった市の職員の杜撰さも暴露された。
当初豊洲市場の敷地は東京ガス工場跡地のため土壌汚染が激しく高濃度有害物質が検出
された。
そにため基礎工事として858億円掛けて表面土壌をはぎ取り盛り土する様に決まった。
当然誰もがその通り行われたものと、信じられて居たが、今になって盛り土はされずに
コンクリートで固められて居た事が判った。
そのカネは何処に消えたのでしょうね
この事は当時の石原都知事は知らされてなかったので騙されたと言って居たが、それは
虚偽で知って居て命令した事が暴露された。
現在豊洲市場の主要建物の下に、コンクリートで固められた広い空間があって地下水が
貯まって居る事が確認された。
しかもその地下水に微量のヒ素が検出されたと言う。
この空間は都の職員の提案で盛り土するよりコンクリートで堅め将来汚染土壌の弊害が
起きた場合除去する大型重機が入るスペースを確保すべきとの事で設けられたとか。
大体本末転倒も良い処ですね。
このままでは豊洲市場営業開始は危ぶまれます。
築地移転が決まらないと東京五輪の重要交通幹線となる環状2号線問題はどうなる?
何よりも営業開始を見越し高額の冷蔵施設を造った業者の補償を都が見て呉れるのか?
電気代も数百万万円と馬鹿になりません。
当初小池知事の豊洲運営開始延期に対し強力に反撃して居た豊洲市場関係者や都議会も
こんなに杜撰な事が露見しグウーの根も出ず一応に都に騙されたと言うばかり。
都幹部職員も歴代知事も皆これを知って居たとも言われます。
だから身命を賭して小池知事誕生に反対し走りまわった理由がわかる。
東京都職員として一番来てほしくなかった都知事が小池氏だったのですね。
さてこの様な東京都の事態を小池都知事はどう納めるのか?
手腕の程が試されます。
何の縁もない東京都の事ですが気になりますね・・・