日々好日

さて今日のニュースは

民間企業従業員給与3年連続で上昇と言うが、正規・非正規の格差拡大す

2016-09-29 09:03:50 | Weblog

国税庁の15年度の給料実体統計調査で、色々の事が判った。

まず民間企業従業員の15年度の年収は420万4千円と判明。

前年比で1・3%増で5万4千円もアップして居た。
これには正社員・非正規社員も含での額です。

正社員の平均給与は484万9千円で昨年比1・6%増。
非正規社員は170万5千円で昨年比0・5%増。

差額は314万4千円で、前年の308万円から更に格差は拡大した。

1年間勤務した給与所得者は正社員3141万5千名で前年比1・2%増。
非正規社員は1122万人8千人で前年比3・0%増。

総数で4794万人で前年比で0・8%増です。

給与所得者の約4人に1人は非正規社員でそれが毎年増えて居ると言う事。

給与所得者給与総額は201兆5347億円で伸び率は2・1%。

国の予算の2倍以上が民間企業で支払われて居るのですね。
政府が雇用や所得に拘る訳ですね。


地球温暖化対策パリ協定11月にも発効か?我が国は未だ批准の見通し立たず

2016-09-29 08:15:20 | Weblog

先般も取り上げた地球温暖化対策で京都議定書の後を引き継ぐパリ協定は発効に
必要な55ケ国超えの批准が成立し後は世界の総排出量の55%を超えればよい
処まで来て居る旨書きました。

後はEU・インド・ロシア・日本の批准待ちと書きましたが、28日現在で批准国
61ケ国・排出量47・79となった。

処が、EUが当初想定していた全28加盟国の国内手続きを待たず各国ばらばらで
批准する特別措置を行った。

地球温暖化対策の先進国としての面目のため遅れを取る訳に行かなくなった。

早速排出量2・56%のドイツが批准を30日まで終える事とした。
続きフランスの1・34も近く続くとの事。
意外にも反対の立場の4・1%のインドもこれに続くとの事。

これで一挙に55%を超え55・79%となり11月にも発効となりそう。

肝心の日本は完全に出遅れで、3・8%もある日本の出番はなくなった。

これは先の通常国会で批准しなかった事・今臨時国会でもTPP等の重要議題優先で
審議日程が立たずモタモタしてしまって居る事です。

口では地球温暖化の重要性を強調しながら遣る事はちぐはぐ。
これが日本の現状かもしれませんねえ。


小池東京都知事都議会で所信演説・東京五輪へ強い決意表明

2016-09-29 06:35:12 | Weblog

小池新東京都知事就任後初の東京都議会が開催された。

デタラメな東京五輪出費問題・豊洲市場問題を抱え知事がどの様な採決を下すのか注目
の都議会です。

石原・猪瀬・舛添3代に亘り肥満都市化した東京都を如何に健全な東京都にするか?
差し当たっての問題は豊洲移転問題であり、4年後の東京五輪実施です。

知事は東京五輪を世界に誇れる五輪大会にしたいと言明しあらゆる事をやりたいので
協力を願いたいとしながらも、都民が納得する経費の使用が前提であると釘をさした。

噂では大手ゼネコンと都が手を組んで不当に値を釣り上げ工事費が膨れ上がって居ると
言う疑いが急浮上し東京五輪の3競技場の見直しで工事中止もありとの話まで発展。

東京五輪までまだ4年、イヤ4年しか残されてないと言う両論がある。
正直な話しこんなにモタモタして居て、果たして東京五輪が無事開けるのかとの懸念が
出てきましたね。

速やかな決断を願いたい。

都議会はどう判断するのか?

次の豊洲問題は都議会の経済・港湾委員会が開催冒頭から大荒れで、資料の出し惜しみ
する都側と委員会側と大揉めで先行きが心配される。

豊洲市場問題は土壌汚染や盛土工事・それに荷物の重荷で床が抜ける懸念まで出てきた
手抜き工事の見本みたいなものです。

今回豊洲市場の落札の経緯がすっぱ抜かれた。

豊洲市場は石原知事が何故か強引に豊洲の東京ガス工場跡地の建設決定してしまった。
当初から汚染土壌が問題になり疑問視されて居たが何やかや言ってとうとう工事開始。

出来上がってさて今年の11月移転営業開始となったが、都知事交代で急に待ったが
かけられた。

豊洲市場落札時第1回目は大手ゼネコンより余りにも安いとイチャモンがつけられ
1・5倍ばかり引き上げられた額で落札されたとか。
これには官制談合の疑いもあるらしい。

豊洲市場主要3棟がどの様に引き上げられたの経緯が今回スッパ抜かれた。

まず青果棟は1回入札で159億8951万円が拒否され259億3500万円で
鹿島建設等7社が落札。
水産卸売り場棟は208億932万円が339億1500万円で大成建設等。
水産仲卸売り場棟は260億434万円が435億5400万円で清水建設等。

結局第1回入札628億317万円が拒否され2回目1034億400万円と膨れ
上がってしまった。

その結果は手抜き工事とあっては踏んだり蹴ったりですね。

豊洲市場40ヘクタールにかかった工事費は5900億円とも言われ流石の東京都も
黙って置く訳には行きませんね。

この際豊洲市場を売り払ったらと言う話も出てきたとか。

もはや開業延期等と悠長に構えて居れない事態らしい。

早速噂を聞きつけて、ネット大手会社・カジノを含む総合的リゾート建設・アミューズ
メント会社・大手放送局・プロ野球場建設等等が手を挙げているらしい。

都民の健康に関係するので、これも選択の一つでしょうね。