日々好日

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4月から高齢者には負担増?年金減額・後期医療費増・現役世代には恩恵増える

2017-03-26 07:49:53 | Weblog

会計年度が替わる4月から社会保障関係で色々変わる事となります。

まず公的年金・医療・子育ての分野で4月から保険料値上げ・給付の引き下げが
行われます。

一方雇用保険料軽減・幼児教育無償化拡大など現役世代の恩恵お出て来ます。

公的年金は物価下落にあわせて0・1%引き下げる。
国民年金・厚生年金それぞれ4月から減額され6月支給分から少なくなる。

国民年金保険料は月額230円値上げで1万6490円となる。
因みに今年度月額は1万6260円。

後期高齢者医療では、低所得等の特例的軽減措置が縮小され保険料が上がる。

子育て分野では児童扶養手当・特別児童扶養手当等が0・1%引き下げられます。

現役世代は雇用保険料が賃金の0・8%から0・6%に下がり年4千円位下がる。

住民税非課税所帯では2人目以降保育園・幼稚園の保育料は無料。
なお一人親世帯も別途値下げがあるとの事。

いずれにしても4月かた高齢者にとっては厳しいものになりそうです。

 

 


トランプ政権とうとう綻びが出だしたか?オバマケア代替法案撤回・共和党内の反乱?

2017-03-26 06:35:43 | Weblog

米国第1主義で雇用確保・移民反対・イスラム排除等の政策で中間層の絶対的支持
をトランプ氏は得て次々と大統領令を出して強行して居ます。

是に対して国論は一致せず、出身母体の共和党内でもトランプ氏を支持しない派が
あると言う。

トランプ氏は経済人としては一流かと思われるが、政治・外交はズブのシロウト。
口だけは達者で反対者を叩き落としてトップに立ちました。

TPPからの撤退・NAFTAの見直し・保護貿易の国境税設定。
ロシア・中国とハッキリしない離・合関係。
是は日本韓国を含むアジア政策やEU関係でも不安定で先が読めません。

そんな中トランプ氏は就任後明言した一つに前政権のオバマケア撤廃があります。
トランプ氏はこのオバマケア代替法案の早期実現を目指して居ました。

処が肝心の共和党内でも反対が多く、可決の目途が立たず、下院本会議採決を断念
撤回しました。
完全にトランプ氏の目算外れとなった。

オバマケアとは全国民に保険加入を義務ずけたものです。
米国は我が国の医療システムと違い国民が各保険会社と契約を結び契約に従って
医療費を支払って貰う。

因みに我が国の国民皆保険制度は世界でも珍しい医療制度で国民健康保険へ全員加入
医療費の大部分はそこから支払われ自己負担は少なくて済みます。
もっとも高齢化が進み医療費増大でパンク寸前になってはいます。

一応政府は高齢者を国民保険から引き放す高齢者医療システムを作り都道府県単位
の広域団体運営に切り替えたり、健康管理で定期検診を義務つけし自治体に受診目標
を設定し補助金政策を行って居ます。

話はそれましたが、米国ではオバマケエ実施後加入者が増えと共に既往症のある患者
も増え保険料が上がりだした。

そのためトランプ氏はオバマケア即時廃止と代替え案で新制度実現を目指して居た。

是が今回代替え法案撤回となったと言う事。
今回は共和党内部の反乱ですので今後これが大きな綻びに結び付きかねないですね。

アメリカの事ですが、本当にトランプ氏で大丈夫なのか気がかりですね。