世界で唯一の被爆国である日本は核兵器や原発には反対の立場となる筈ですが
それがそうでもない事が明白となりました。
国連本部では核非保有国が中心に核兵器を非合法化し、廃絶を目指す「核兵器
禁止条約」制定に向け116ケ国が参加して開かれた。
処が核保有国の、米英仏中ロの5ヶ国とインドパキスタン北朝鮮の核保有国も
参加sて居ません。
問題は日本国ですが日本からは日本原水爆被害者協議会が参加し強く条約制定
を呼びかけています。
しかし日本政府は最後まで態度を明らかにせず、このまま条約交渉を進めれば
国際社会の分断になりかねないと苦しい言い訳で不参加を表明しました。
米国の核の傘下にある身では勝手が言えなかったのでしょうか?
因みに日本と同じ様米国の核の傘下にあるNATO諸国の大半も条約に反対の
表明をして居る様です。
この条約は核保有国の自分勝手な事を許さないと言う面があるので反発が強い
ようです。
またインド北朝鮮等は何で核保有5ケ国は別格なのか不満がある様です。
現在の世界情勢では核は潜在的抑制力として必要なのかも知れませんね。
問題が誰が核戦争のボタンを押すかですね。
処で国内的には大阪地裁が関西電力高浜原発3・4号機運転差し止めの仮処分
を出して居ます。
是に対し大阪高裁は関西電力の抗告を認めて差し止め処分を取り消す決定を
下しました。
大阪高裁は原子力規制委員会が安全と認めた2機の原子炉運転を認めた。
住民側の訴えで大阪地裁が下した仮処分は1年で覆った事となります。
関西電力とっては有り難い判決ですが、住民側には納得出来ない判決となった。
どうやらこの判決で高浜原発は再稼働開始になりそうですね。