2012年笹子トンネル天井板落下事故から道路橋梁の老朽化が問題化して
来ました。
1965年東京五輪開催前後に沢山の道路橋梁が建造されました。
それが寿命と言われる50年が経過して来た。
全国道路橋梁施設は70万ヶ所でその内52万ケ所は地方自治体管理。
50年経過の老朽道路橋梁は現在8%だが、20年後は60%を超える
と予測される。
今後50年間で道路橋梁の補修点検等に190兆億円と言う膨大な費用
が積算されて居ます。
しかもその内の30兆円は更新不能との予測も出て居る。
自治体維持管理に今後50年間で27兆円の経費が必要と推計。
50年経過で老朽化の道路橋梁15万ケ所余りと言う。
現在橋梁・トンネル・舗装・等の目視巡回・点検・補修で維持管理が行われて
います。
事故は待ったなしですが老朽化対策は緊急優先となり事故が繰り替えされる。
我々は何時・何処ででも老朽橋梁等の事故に巻き込まれる可能性があるのです。
考えて見ると実にコワイ事ですね。