自民党が衆院選で大勝し最大野党の民進党が自滅、第4次阿倍内閣が発足して
の特別国会でしたが、昨日をもって閉会しました。
衆院解散・総選挙後に、開催される特別国会は、大体首相指名・衆参両議会の
正副議長選出で終わるのが常ですが今回は異例と言われる39日間も長い会期
でした。
これは通常国会終了後継続審議されて居る森友・加計学園問題追及が大きな
目玉とされて居た。
しかしそれを追求する野党は民進党が自滅し、立憲民主党と希望の党に別れ
おまけに希望の党のカリスマ的代表の小池氏が辞任し最早失望の党となった。
最大野党となった立憲民主党は力不足で与党から軽くあしらわれて居る。
期待された森友・加計学園問題や改憲論議もかみ合わず不発に終わった。
今回の特別国会は一体なんだったのかとの疑問が残る。
唯一衆院予算委員会の与野党質問時間配分が是までの2対8が5対9となった。
何かシロウトには理解出来ない時間配分です。
ただ野党の足並みの乱れで幾ら質問時間が長くなっても効果は出てない。
また質問時間が長くなった与党でも、首相におべんちゃらや持ち時間を持てあまし
質問時間を残し切り上げる与党議員が目立ったと言う。
国民としては矢張り野党の質問時間を長く、与党の時間を短くが希望ですね。
この他に野党から国会審議のあり方の見直し・与党からは首相・閣僚が国会審議に
拘束される時間が諸外国と較べて長いと、問題提起があったそうです。