農水省が２０１６年の農業産出額を発表しました。
１６年振り９兆２０２５億円の大台に達したと発表した。
これまで８兆円台で低迷して居ただけに嬉しい事です。
食料の自給率が先進国中で最低と言われ、農業の将来が危ぶまれて居た
だけに少し灯りが見えて来た感じですか。
内訳ではコメが前年比で１０・４％増の１兆６５４９億円。
野菜は値上げにもよるが、６・９％増の２兆５５６７億円。
畜産は１・４％増の３兆１６２６億円。
果実も６・３％増だそうです。
都道府県別では１位北海道１兆２１１５億円。２位茨城４９０３億円。
３位鹿児島４７３６億円で後は千葉宮崎と続く。
ただ是は昨年のデーターでさて今年はどうなって居るのでしょうね。
厚労省が１１月の有効求人倍率を１・５６倍と発表しました。
同時に発表された総務省の完全失業率は２・７％でした。
どちらも前月比でよい方に改善されて居るとか。
求人倍率を細かく見ると、正社員有効求人倍率は１・０５倍と前月比で改善。
新規求人倍率２・３７倍で新規求人数は９９万人。
都道府県別有効求人倍率は求人受理地別でも、実際勤務する就業地別でも全
都道府県でも１倍を超え好調との事。
ただ都市部と地方では格差がある様です。
全国産業別新規求人では、運輸業・郵便業が年末にかけ増加し、宿泊業・飲食
サービス業は減ったとの事。
政府が押す働き方改革も、業界に理解され人手不足で働き易い環境作りに務め
て居る様です。
例えば大分別府温泉の老舗ホテル「杉乃井ホテル」は正月も過ぎた１月９日
から１８日まで思い切って１０日間休業にし従業員を休ませる。
これで約２億円の減収になるが、８００人の従業員が休暇を取りやすくする。
また佐川急便では初任給をこの秋から月額１～２万円引き上げ人手不足対策
の一環とした模様。
対象は２０～３０歳台の若手中心との事。
よい人材確保でよいサービスを提供出来ると踏み切った模様。
労働環境や雇用関係は今後も改善されて行くのでしょうかね。
