日々好日

さて今日のニュースは

厚労省は来年度から生活保護67%カット

2017-12-23 09:02:48 | Weblog

来年度当初予算案が閣議決定された

その中で高齢化のため毎年増え続ける社会保障費をどれだけ抑えられる
かが注目されて居ました。

社会保障費は過去最高の33兆円近くに膨れあがったが医療費・生活
保護費等削減し自然増を前年比で5千億円以下としました。

その分社会保障費は大幅に削られる事となった。

厚労省は来年度から生活保護費の見直しで受給世帯の3分の2に当たる
67%が減額になると発表しました。

食費・光熱費に充てる生活扶助が都市部母子世帯・単身高齢世帯は最大
5%カット。

減額対象は65歳以上の単身世帯で76%。
子どもの居る世帯で43%。
減額は2018~2020年の毎年10月の3回に分けて行う。

一人親世帯に対する母子加算も引き下げる。
ただ、地方自治体の母子世帯では10%以上の増額となるケースもあり

社会保障費の抑制は立場の弱い人に余計負担が掛かる様ですね。

 


トランプ氏のエルサレム首都認定国連で撤回多数賛成・日本も賛成・米国孤立か

2017-12-23 08:16:18 | Weblog

パレスチナ自治国の特別区域のエルサレムを突然トランプ氏はイスラエルの首都
に認定アメリカ大使館を移しと宣言しました。

エルサレムはユダヤ教・イスラム教等の聖地で、それをイスラエルの首都とされ
れ事は、イスラム教徒にとっては承知出来ない大事です。

イスラム教徒国は一斉に反発、国連総会が開かれ賛否が討議された。

イスラエル寄りのトランプ氏は国連総会の決議に賛成する国には相当の報復が
あると脅しの中で行われた国連総会決議です。

結果は米国に撤回を求める事に賛成128国・反対は9ケ国・棄権35ケ国
でした。

反対9は米国・イスラエル・ミクロネシシヤ連邦等で米国は孤立した。

賛成は中国・ロシア・仏・独・印・英・ブラジル・日等です。
良く日本はよく決断した事に驚きがある。
矢張り原油関係でイスラム国と拙くなるのを恐れたのでしょう。

棄権はカナダ・メキシコ・豪州等と意外に多かった。
矢張りトランプ氏の報復を恐れたのでしょうか?

この国連決議に対し米国は国連を非難し国連拠出金を減らす事まで示唆
したとか。

余程口惜しかったのでしょうね。

しかし是はトランプ氏の勇み足は歴然ですね。


2018年度国家予算97兆7128億円と閣議決定

2017-12-23 06:35:22 | Weblog

政府は2018年度予算を97兆7128億円で閣議決定した。

是は過去最大と言われるがこの予算はあくまで表向きの予算で後は積み残しを
補正予算で補って居るので100兆円は毎年超えて居ると言う現実がある。

毎年増え続ける社会保障費来年度は33兆円に膨らんだ。
予算案の3分の1ではあるが毎年少しずつ増え続けて居ます。
高齢化が進み毎年社会保障費が増えて行くのは致し方ないのですね。

ただ対中国・対北朝鮮関係の緊迫化でドンドン戦備が拡張されて行く事が今後
の懸念事項として増えた事です。

相変わらず予算の3分の1は借金で、新規国債発行額は33兆6922億円。
言い換えれば増え続ける社会保障費を借金で補って居るとも言えますね。

いざなぎ景気を超える長期景気回復と昔のバブルを忘れ、浮かれて財政再建を
おざなりにしてないか?

今回も社会保障・公共事業・防衛の3分野に手厚く、地方交付税を削る構造が
出て居るとか。

97兆円余の内、政策経費は74兆4108億円で残り23兆3020億円
は借金返済に充てられる。

政策経費割合は、社会保障費33・7%、32兆9732億円。

地方交付税15・9%。地方税収を見越し521億円減の15兆5150億円。
公共事業費は6・1%、5兆9789億円。
文教科学振興費は5・5%。文教科学振興費は5兆3646億円。
勿論宇宙開発費等は文教科学振興費に含まれますね。
防衛費5・3%。5兆1911億円と過去最高。
他に17年度補正予算で迎撃ミサイル2345億円が要求されて居る。
あと残り9・6%、9兆3880億円が政策費等となる。

歳入面では景気拡大で1兆3670億円増を見越し59兆790億円。

国債発行額は8年連続減額だが、プラマリバランスは10兆3902
億円の赤字だそうです。

なお東日本大震災復興特別会計の歳出総額は2兆3593億円です。