日々好日

さて今日のニュースは

政府は紹介状なし大病院受診には5千円の追加料金徴収に伴い病院の拡大化のためベット数対象拡大

2019-10-30 07:42:25 | Weblog
患者の大病院集中化を防ぐため、紹介状なしで大病院受診した
場合、原則1~3割の窓口負担とは別に初診時に5千円以上の
負担金を徴収する事として居ます。
再診時にも2500円以上の負担金を徴収。
この大病院とはベッド数が400床以上の病院となって居ます。
此れを今回200床以上を大病院とする事にした。
受診者にとっては紹介状が要る病院が増えた事となり大変です。
この200床以上の義務化で新たに250の病院が対象となる。
国は此れで大病院の長い待ち時間は減り、大病院も高度な治療に
専念出来勤務医の負担軽減につながると見て居る様です。
ただ受診者側からみればどの病院も紹介状なしでは高い負担金
を払わされる事となる。



厚労省は2020年から営業開始75歳以上を対象の介護予防健康検診を始める

2019-10-30 07:09:51 | Weblog
厚労省は75歳以上を対象に介護予防のため新たな健康検診を
2020年から始める事を決定した模様。
此れには同時に団塊の世代が一斉に増加する2022年を念頭に
社会保障費増大に備える意向が大きい様です。
此れまで地方自治体の健康検診は特別高齢者対象の特定検診
や後期高齢者医療検診が行われて居ますが、これとは別に
新たな後期高齢者向け介護予防の健康検診が始まると言う事。
加齢と共に筋力や認知機能・心身の活力低下するもので、これを
事前に食生活完全や運動習慣の見直しで改善して行こうと言う
試みです。
そのため新たな後期高齢者の食生活や運動習慣・物忘れの
有無を調査し認知症等の早期発見で介護の予防等で医療費
抑制に役立たせる意向との事。
国は団塊の世代が75歳以上になる2025年の介護費は18年度
に1・4倍15兆3千億円と推定。
医療給付費の1・2倍の48兆円に達すると見込んでいるとか。
国は6月閣議決定した骨太方針に介護予防の健診について
既に対策を盛り込んだそうです。


順調な商業捕鯨・捕獲枠消化・価格上昇・若者消費拡大に課題・国の補助金何時まで出るか?

2019-10-30 06:22:27 | Weblog
今年の7月日本がIWCを脱退し日本近海で31年振り商業捕鯨を
開始しました。
初年の漁の大部分が終了しその経緯を発表しました。
宮城県等の6業者5隻が北海道釧路沖でミンク鯨33頭を、日本
排他的経済水域や領海でミンク鯨・ニタリ鯨・イワシ鯨223頭
を捕獲した。
沖合捕獲枠はミンク鯨9頭分が取り残しとなったが沿岸捕鯨に
加算され本年中に消化予定。
鯨肉の価格ですがミンク鯨赤肉が卸市場の平均価格は3千円
で調査捕鯨より500円高かったそうです。
問題はこの価格高と若者消費の拡大です。
比較高齢世代は鯨肉に理解はあるが、牛肉・豚肉が安く手軽
に入手できる今、癖のある鯨肉に若年層が手を出さないのも
理解出来る。
鯨肉は日本古来の食文化だと言う理論は若者には通用しない。
何処まで若者に鯨肉を食べて貰えるかが日本の商業捕鯨の
将来にかかって居る様です。
増えすぎる鯨は水産資源の枯渇に繋がりかねないので、その点
では鯨が可哀そうと言う論理には当たらないと思う。
商業捕鯨に対する国の補助金も何時まで続くか判りません。
昔は鯨1頭で七つの集落が潤うとまで言われたが今はその様な
気風は微塵もない様です。
国民が鯨に対して無関心になってしまったのですね。
戦後の食糧難時代に貴重な食材となつた鯨はすっかり忘れ
去られ様として居ます。
高級食材となった鯨肉は庶民の手に届かなくなって来た。