新型コロナ感染拡大に我が国は茫然として為す術もなかった。
諸外国は早い段階でコロナワクチン接種に踏み切って居るのに
国産ワクチンはなく、外国製ワクチンの臨床も捗らなかった。
我が国もやっと3億回分のコロナワクチン供給契約を米英の
大手製薬3社と結びました。
内訳はファイザー社1億2千回分・モデルナー社500万回分・
アストラゼネカ社1億2千万回分です。
しかしワクチン争奪戦のあおりで、納入日程が見通せない状況。
ただ第1便としてファイザー社から40万回分が成田に到着し明日
から接種が始まります
コロナワクチンは3週間間隔で2度接種しないと効果が出ないと
云われて居ますので1億2千万人分のワクチンが果たして期間
内に調達できるかです
予算的には6714億円の経費を計上して居ますが、これで
足りるかという問題も出て来た。
処で国産のワクチンはどうなって居るのかと云うと89年
おたふく風邪等三種混合ワクチンの後遺症裁判で国が敗訴
してからワクチン開発がストップしてしまって居ました。
ワクチン開発では世界でもトップクラスだったが、今は
見る影もありません。
今回のコロナワクチン開発では手も足も出ません。
外国製薬会社にお願いして分けて貰う状況です。
此れではだめだとやっとワクチン開発の機運が出て来た
との事ですが実用化には数年を要し完全に出遅れですね。