我が国のコロナワクチン接種はワクチン確保で出遅れ2月やっと
ファイザー製1便が到着しまず試験的に医療関係者の希望者1万人
にワクチン接種を行いました。
政府は限られたワクチン有効利用するため接種の優先順位を決めた
まず医療関係者接種、次が重症化の恐れが65歳以上の高齢者・
基礎疾患のある64歳以下の人・64歳以下の一般の人の接種。
これを各自治体に丸投げしてワクチン接種事業を始めた。
丸投げされた自治体はまずワクチンの確保・会場や医師の確保
等で混乱が起きた様です。
やっと医療関係者480万人に接種が始まったのは3月始め。
6割程度進行中に3月から65歳以上の高齢者向けが始まる
予約制でネット予約が中心で予約が取れない状況でした。
間もなくコールセンターが電話予約を始めたが此れも予約が
取れず、すぐ満杯になってしまう。
政府も焦って東京と大阪に自治体の集団接種とは別枠に大規模
接種センターを設置して予約を始めました。
大規模接種センターは自衛隊医療部隊に委任、まずは東京23区
大阪は大阪市民対象にネットで予約開始した。
此れも予約が取れず混乱しました。
対象範囲を東京は都民全般に次いで近郊都市まで拡大、大阪は
大阪府民から、近郊都市に拡大して行く。
予約もネット予約からコールセンターの電話予約が並行。
自治体の集団接種や個別接種・大規模接種で接種の進捗率は
伸びて来たが、政府はさらに大企業や大学等の職域接種を許可
しました。
条件としては会場・医師の確保・対象者千人以上としました。
国が6月から64歳以上の一般接種に着手し、自治体の集団
接種と職域接種は競合状態になった。
早速大企業や大学、各企業は集まり更に周りの住民や関係者を
加えた職域接種に拡大し、規模は大きくなりました。
この職域接種には予約が無く、接種券も不要です
企業等は正社員・アルバイト・グループ企業・派遣社員
企業周辺の住民等ひっくるめて職域接種に応募しました。
ワクチン休暇を社員に与えて職域接種を推進。
今や主要企業の97%になる勢いです。
処が職域接種が急速に伸びワクチン確保・医師の確保
等色々の問題が出て来ています。
ワクチンは自治体の集団接種にはファイザー製が主流
ですが、大規模接種にはモデルナー製が使われる。
ワクチン接種方法が次々と新しくなり受ける側も相当
困惑して居る様です。
2回も接種で違ったワクチン接種とか3回目の接種
まで出て来た様です。
此れでは国もワクチン接種の実態が把握出来なくなって
来て居るのではないか?
国は一応高齢者向けは7月終了11月までには希望する
人全てワクチン接種終了させると云って居るが果たして
それが出来るか疑問です。
高齢者接種の進捗度が低い自治体もあって終了は無理と
思われていますね。
ましてや11月全国民に2回目の接種終了は物理的に
無理の様に思えてなりません。
下手すると来年の春になってもまだ終了出来ないかも
知れませんね。