夫婦別姓を認めない民法と戸籍法が憲法に反するかを争う
最高裁大法廷は6年前と同じ様に合憲と判断しました。
日本の家族制度を根本から覆す事となるので、注目されて
居ました。
私見としては同じ家族の中に別姓がある事に奇異を感じる。
何か他人が混じって居る様でイヤですね。
確かに女性として尊厳は保たれるが、基本的には私は貴方
達とは違うんだと云って居る様です。
女性は結婚すれば家に入り、誰々さんの奥さんとして扱われ
今までの人格は否定されてしまう。
これに異議を唱え夫婦別姓が出てきました。
世界的には夫婦同姓は珍しく、原則的には一生同姓ですが、
結婚等で夫の姓等併記出来る様になって居る国が多い。
ただ夫婦別姓が認められると家族生活上で、例えば入院時家族の
承諾とか、海外赴任時配偶者のビザや相続法や税法の所得や相続
の問題なので不利益を蒙る事となりそう。
また夫婦別姓だと子供は非嫡子となり婚外子となり出産時父母の
協議でいずれかの姓を選択される。
夫婦別姓だと事実婚として区別されず自由ですね。
世界の流れとし日本でも夫婦別姓を認めよと云うことです。
此れは我が国の家族制度を揺るがす大きな問題でそう簡単には
決められません。
なお昨年から一定の手続きを踏めば、旧姓使用が法制化され、
仕事の上では改善されたたが、矢張り旧姓は旧姓であって本来
の姓の使用ではない。
日本の家族制度を根本的に見直すかが迫られる様だ。