先般中国が太平洋圏貿易協定のTPPに加入申請を出した。
このTPPは本来急成長する中国に対抗するため米国日本豪州が
協力して結んだ貿易協定でしたが、トランプ氏が米国主義の
ため突然離脱、残った11ケ国でTPPは発効しました。
其れなりに成果は挙げて居るが矢張り米国が抜けて居るのは
痛い。
其処に付け込んでの中国の加入申請、しかし中国とは基本的
に姿勢が違い相入れない点が多い。
今回は同じ民主国家で基本的立場が同じ台湾が加入申請を
出して来ました。
これに対し中国は一つの中国を掲げ強力な阻止を打ち出して
台湾加入に反対して居ます。
一部東南アジアは豊富な中国資本を頼み加入に賛成の意を
表しています。
しかしウカウカすると此れは中国の一帯一路政策の一環と
なる可能性が高い。
さてTPPの議長国である日本はどうするのでしょうね。