世界覇権を目指す中国に対し、日米豪印の4ケ国で対抗するため
クアッドが結成され、初会合が行われ首脳共同声明が発表された。
ただ退陣表明した菅氏はすでに死に体で立場が微妙でした。
米国は日本に期待してない様でご苦労さん扱いだったらしい。
日本にとっては間が悪いタイミングで開催された様です。
菅氏はクワッドに期待して居ただけに残念な結果となった。
矢張り力がなくなると問題にされなくなるのですね。
処で首脳共同声明は下記の通りでした。
自由で開かれたインド太平洋の安全と繁栄強化。
何処にも負けない質の高いインフラ提供・各国高官定期的会合
半道体等重要技術の供給網強化
気候変動・防災で衛星データー共有
威圧にひるまず国際ルールに基き秩序推進
コロナワクチン12億回分を世界に供給・インド生産拡大。
全て中国を名指しては居ないが明らかに対中国戦略です
中国のワクチン外交には面と向かい対抗を表明。
この戦略には日本をのけ者にして米国だけで推進は難しい。
その点はバイデン氏も判って居るのでしょう。
処で参加4ケ国は微妙に態度が異なりその分可成り疑問
にされて居ます。
米国は中国を叩きたいが、面と向かった対立は避けたい。
経済面と政治面でインドは中国・ロシアと友好関係にある
のでインドも本気で中国タタキは控えたい。
経済的繋がりが深い日本も、米国に乗せられて中国との
正面切った対立は出来れば避けたい。
豪州も同じ様な立場を取って居る様だ。
それでもこの4ケ国それぞれ中国の一帯一路政策に脅威を
感じて居る様で一先ず中国を抑え込もうと言う意向の様だ。