虐待を受けた子供を親から引き離し、児童相談所に一時保護する仕組み
はこれまでしつけか、虐待かで判断が難しかった。
警察も児童相談所も、親子の間に強制的割って入れない事もあって,
色々な問題が発生して居ます。
今回この児童相談所への一時保護について、裁判所が司法審査する
システムを導入する事になった。
中立的立場で親と児童相談所との対立・児童虐待の誤認や見過ごし
が解消されるのではないか。
政府はこの司法審査を盛り込んだ児童福祉法改正案を通常国会に
提出した3年以内の運用開始を目指す。
一時保護は親の権利や子供の自由を大きく制限する。
現行では親の同意がなくても児童相談所の判断で一時保護出来る
様になって居て、児童相談所と親との対立を招くケースが多い。
しかしこれは建前であって、親の強力な反対で児童相談所に
一時保護が出来ないケースもあり、児童虐待は一向に減らない。
20年の児童虐待の実態は、相談だけで20万5千件。
一時保護は2万7390件あったそうです。