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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

バディーに乗ってみる

2009-12-15 20:48:36 | 馬が好き
来週水曜に、また内輪の競技会があって、なんでも100センチ級の障害に出るらしい。自分のことなのに「らしい」もないんだが、まあ言われるままに出ることにしてるんで、しかたない。
一週前追い切りで、障害飛ばされるかと思ったら、好きなの乗ってくださいというので、これはチャンスとばかりに「バディー」(馬の名前)を指名した。

バディーは、パロミノ(馬の種類についてはJRA総研をご参照ください)、アメリカ産、1992年生まれの17歳。
体高は、私の目より下だから、140センチもないかな。
体験乗馬などに使っているので、一度乗ってみたかった。(障害は飛ばないんで、本日予感された特訓はお休み←いいのか、余裕かましてて?)

ちなみに、この日、朝7時の外の気温表示は、0度。練習開始は9時過ぎだけど、5,6度ってとこでしょう。でも北海道で3年暮らした経験から、寒さに強くなっちゃって、Tシャツの上に普通の綿の長袖シャツ着て、その上にプロテクター着ただけで乗ることにする。動き出したらウインドブレーカーなんて暑い。
練習は、私ひとりしかいないんで、せまく区切った角馬場に入る。
どんな馬だかわからないときは、まず狭いところで様子をみるのは、いつものことだけど。
バディーは特に、言うこときかないってウワサも聞いてたし、先生も「疲れますよ」とか「なかなか手強いですよ」とか言ってたんで、慎重に乗ってみた。
まず常歩、ここで元気よく歩かせられるか、真っ直ぐ、あるいは回転、ちゃんとできるかってのが、個人的には重要ポイントといつも思ってる。
輪乗りとかする前に、まず斜めに手前を替えを真剣にやる。きっちり隅角を曲がれるか、対角線上を真っ直ぐ歩度を伸ばせるか。
そしたら速歩、ここで前進気勢を欠かないようにして、丁寧に図形をかく。ちなみに、誰もいない、ハローがかけられてある馬場で、ひとりで乗ると、キレイな巻き乗りができているか足跡が一目瞭然で楽しい。
そして駈歩、もちろんサラブレッドとかとは違う乗り心地、コットンコットンって何だか子供相手にシーソーでも乗ってるかのような感じ(たとえがヘン?)
そういえば、馬装するとき、鞍にパッド(ゲル?入ってるやつ)がセッティングされてなかったんで聞いたら、「背中とがってないんで要らないです」と言われたっけ。ふつう「馬の背を分ける雨」とかって表現があるように、馬の背中は尾根のようになってんだけど、バディーはハーフリンガーとかと同様、そんな感じぢゃないし、揺れも違ってくる。
どうやらおとなしく言うことも聞くし、思ったより動かすのに手こずらなかったんで、いい馬ぢゃないとか言いつつ適当に運動していると、先生が「横木とか、たまに逃げるから、やってみましょうか」と2,3本地上に並べ出す。
おいおい、「逃げるから→やってみろ」って、因果と行動の関係の説明がおかしいよ?と思いつつ、何回かまたいでみる。なんか慣れないらしく、慎重に下を見ながら、どうしてもスピードをゆるめて通過するんだけど、ある程度の間隔があるから元気よく歩かせないと跨ぎにくいんで、せっせと動かすと、どうにか反抗しないで4本を通過するところまで、まじめにクリアしてくれた。
乗り始めてしばらくしたときから、ときどきグイッとアタマを下げようとするから、しっかり手綱持って、それは阻止した。小さなワガママが、やがて大きなワガママになると思う。

「バディーが、そんな汗かくの、珍しいですよ」と言われる。
そうか、そうか、鞍上が重かったかと言いつつ、動かないかもと言われてたやつを、フウフウいわせたことに、ちょっと満足する。人馬ともいい運動でした。
なんだかんだいって寒いんで、ジェットヒーターあてながら洗ってやる。

↑片方の牽き手を長く、反対を短く結んでやったら、意図を理解して、身体を片方ずつヒーターに当ててた。
終わったら、リンゴ。うまそうに食べた。
コメント
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