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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

乗馬に行く、フラヴォンに乗る

2011-10-03 19:39:59 | 馬が好き
先週、よんどころない事情で、月火とも乗馬に行けなかった。
今週は、乗らない予定だったんだけど、来週も乗らない予定なので、そうすると丸3週休むことになっちゃう。
しかたないんで、最高20度・最低13度という、乗りやすそうな予報でもあることだし、今日は乗馬に行くことにした。
でも、どーしてどーして、なかなかイイ天気だぞ、こりゃ。迷った挙句、半袖で出掛けてく。
チャリで乗馬苑に着いてみれば、それでも、どこかからキンモクセイの香りがする。着実に秋。

きょうは、フラヴォン。なんか久しぶりな感じ。(俺がサボってるだけか?)

(「顔、でかいなー」っていうと、怒る。)
馬装して、常歩で厩舎のまわりを歩いてると、バタっとして、止まって、フーフー言ってるよ!? なに見てんだか?
ときどき、こーゆーことするんだよね。デカい図体だけど、意外とチキン。
ほっぽといても号令で動くような、仕事わかってる馬なんだけど、思いのほか繊細。
乗馬苑引っ越したら、近くを通るクルマみたりして、ビビんないか心配。
さて、馬場に行ったら、例によって常歩から速歩、そのいずれでもハミうけを探る。

ヒザのウラを伸ばす感じで、カカト下げる、感覚としては少しのけぞるくらいに身体起こして、それで肩を下げる。基本姿勢からやり直し。
最後の肩を下げるのとこは、私自身は気にしてない。どうも何をしても、肩がイカッテるのが、私の身体的特徴らしいから。
たぶん野球やってマウンドに立ってるときとか、すごいことになってるんぢゃないだろうか。本人としてはムダな力を入れてるつもりは何にもない。
フラヴォン、わりと力強いんだけど、拳つかえば、すぐにペシャンとする、ほんと仕事わかってて頼もしい馬だ。

軽速歩で、くるくるまわりながら、拳つかったり、ウケたら手綱伸ばしたり。
手綱伸ばすと、「オオ?そう来る?」ってツッカイ棒はずされたように、フラヴォンが前に行く。
駈歩でも、おんなじ。駈歩でジワーっと引き寄せてみると、「わっずらわしーなー」とばかりフンフン言いながらフラヴォンは走るよ。左右それぞれで姿勢を確かめながら、駈歩で輪乗り。
んぢゃ、障害やりますか。ってんで、速歩でクロス。
いままでと同じように、前出してウケて、あとはジーっと障害に向かってくんだけど、最後の一歩んとこで、フラヴォンが「おりゃぁー、とぉぅ!」って飛んでくのを微妙に制御できてないよ。
ホントは最後の一歩をグッとためて、ポコンと上にあがるような感じを目指してんだけど、真正面にターゲットをとらえたフラヴォンを制止することは困難だ。

障害を徐々に上げてく。「うぉりゃ、任せろ!」って飛んでくれるフラヴォン。昔の私だったら、手放しで喜んでたんだけど、最近ナマイキになったんで、勝手に飛んでくと、ちょっと面白くない。
でも、2年前までだったら、そこで油断して止まったりしてたなぁ、と思う。コンタクトを失うと、ヘーキでビタッと止まるから、フラヴォンったら。
んぢゃ、駈歩。一回目は速歩で飛んだら、そのあと駈歩で、大きく270度グルっとまわって次を飛越。
次は、最初のを左手前の駈歩で飛越、すぐ左斜め45度(60度かな?)くらいのオクサーに向かう、四歩か五歩くらいかな、わりと近い。
一個目を飛ぶ前に、「ラインに入ったら、次の障害見る!」って言われたんで、飛ぶ前から左前方見る。飛んで、起こしてってのが甘いんだけど、フラヴォンのことだから、グイーッて左向けて、次の獲物を認識させさえすれば、シュパーンと飛んでくれる。
次は、最初のを飛んだら右に回転、グルーっと大きくまわったあとに、ちょっと急な(鋭角に戻るような)右回転をして、2個目を飛んだら、少し左に振って垂直オクサー。
スイッチ入ったフラヴォンにとっては簡単、あとは人間のほうがちゃんと乗ってればいい、常に障害に対してはおヘソが一番前になって向かってく感じ。飛んだあと、馬がガーッとなるのに持ってかれないよーに、前かがみになんないよーに胸張ってこらえる。
あー、最近障害飛んでないから、ただでさえできない随伴が、あいかわらずドタンバタンしてるけど、飛んでみりゃあ、やっぱ楽しい。
とりわけ、フラヴォンは、ちゃんと乗ってれば仕事を理解してくれてるんで楽しい。そういえば2年前は、ただ上でつかまってるだけで、試合で勝たしてくれたっけ。そういう意味では恩人(馬)だなぁ。

練習のあとは、森林馬道を3騎で歩く。
障害飛ぶとき2つ詰めたままのアブミで、脚の重みでカカトが下がるよーに、ジーッと座るようにして歩く。
常歩だとできる。馬が勝手に歩いてるとできる。速歩以上で脚使おうとするとおかしくなる。それはカカトで馬を圧そうとするからなんだろう。

リラックスするための馬道なんだから、フーフー言うのよそうよ、フラヴォン?
夏のあいだに芝はキレイになってたけど、木々はそれなりに色づいてる。やっぱ自然のなか歩くのはイイなあ。

帰って、手入れしたあとは、例によってリンゴなんぞやる。
当然だろって顔して食ってる、フラヴォン、いいヤツだよなぁ。

↑顔にブラシあてると、目ぇ細めたりするとこが、(でっかい図体のわりには?)意外とカワイイ。

※おまけ お預かり馬

プラテアード(7歳)中京行き。
コメント
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