諸星大二郎 平成12年 朝日ソノラマ・眠れぬ夜の奇妙な話コミックス
栞と紙魚子シリーズの第3巻。
また新たな異色キャラが登場してくる。
「魔書アッカバッカ」
紙魚子の家である古本屋の宇論堂に、何語で書いてあるのかわからない変な本が持ち込まれる。
クトルーちゃんの父である作家の段一知先生が喜んでその“禁断の魔導書「アッカバッカ」”を買っていく。
その本を捜し求めている三人組の魔導士と謎の七人兄弟が、宇論堂や段先生の家へ押しかけて、争奪戦を展開する。
「頸山の怪病院」
紙魚子の御見舞に病院を訪れた栞が、時空を飛び越えちゃったのか、謎の病院に迷い込み、幽霊の群れを見る話。
「殺戮詩集」
女流詩人の菱田きとら初登場。
死体を切り刻んださまを詩にした「殺戮詩集」の著者で、恋人の死体と同じ部屋にいたところを逮捕されたが、心神喪失で無罪になったという経歴の女性。
それが何故か段先生に岡惚れしてて、胃の頭町に押しかけてくる。
「ペットの散歩」
散歩道で時々会う品のいい奥さんにペットの散歩を頼まれてしまった栞。
えらく力の強いペットで、リードの先の首輪はあるが、ペットそのものの姿は目に見えない。
「長い廊下」
お寺の立ち入り禁止の廊下に入ってしまったばかりに、僧侶の幽霊に追いかけられるはめになった栞。
どこまでも続く長い廊下を、永遠に走って追ってくる僧と、追いかけられる姫の伝説の真相が明らかになる。
「きとらのストーカー日記」
「殺戮詩集」の続編、胃の頭町に居座ることになったきとらが、段先生をねらってクトルーちゃんとお母さんに近づく。
ちなみに町での彼女の主食は、謎の生き物ムルムル。
「ゼノ奥さん」
「ペットの散歩」の続編。品のいい奥さんと表現されていたゼノ奥さんが再登場。
前回のペットのジョンと違う、ペットのベティの引き綱をまかされて、空を飛んで、奥さんの家へ行ってしまう栞と紙魚子。
当然のことながら、ふつうの場所ではない。(ちょっと「ど次元」に似てる。)
「頸山城妖姫録」
「長い廊下」の続編。刹笑園という庭園に遊びにきたところ、長姫の霊(?)にまた会って怪事件に発展してしまう。
紙魚子は、段先生に相談して、一緒に謎解きをしてまわるんだけど、物語の展開的に「妖怪ハンター」っぽいなと思うところで、ついつい段先生の顔が稗田礼二郎になってしまってて、紙魚子が「先生 顔が 違ってます」というところは、ファンが喜ぶパロディー。
第2巻の「頸山のお化け鳥居」とも関連している。
栞と紙魚子シリーズの第3巻。
また新たな異色キャラが登場してくる。
「魔書アッカバッカ」
紙魚子の家である古本屋の宇論堂に、何語で書いてあるのかわからない変な本が持ち込まれる。
クトルーちゃんの父である作家の段一知先生が喜んでその“禁断の魔導書「アッカバッカ」”を買っていく。
その本を捜し求めている三人組の魔導士と謎の七人兄弟が、宇論堂や段先生の家へ押しかけて、争奪戦を展開する。
「頸山の怪病院」
紙魚子の御見舞に病院を訪れた栞が、時空を飛び越えちゃったのか、謎の病院に迷い込み、幽霊の群れを見る話。
「殺戮詩集」
女流詩人の菱田きとら初登場。
死体を切り刻んださまを詩にした「殺戮詩集」の著者で、恋人の死体と同じ部屋にいたところを逮捕されたが、心神喪失で無罪になったという経歴の女性。
それが何故か段先生に岡惚れしてて、胃の頭町に押しかけてくる。
「ペットの散歩」
散歩道で時々会う品のいい奥さんにペットの散歩を頼まれてしまった栞。
えらく力の強いペットで、リードの先の首輪はあるが、ペットそのものの姿は目に見えない。
「長い廊下」
お寺の立ち入り禁止の廊下に入ってしまったばかりに、僧侶の幽霊に追いかけられるはめになった栞。
どこまでも続く長い廊下を、永遠に走って追ってくる僧と、追いかけられる姫の伝説の真相が明らかになる。
「きとらのストーカー日記」
「殺戮詩集」の続編、胃の頭町に居座ることになったきとらが、段先生をねらってクトルーちゃんとお母さんに近づく。
ちなみに町での彼女の主食は、謎の生き物ムルムル。
「ゼノ奥さん」
「ペットの散歩」の続編。品のいい奥さんと表現されていたゼノ奥さんが再登場。
前回のペットのジョンと違う、ペットのベティの引き綱をまかされて、空を飛んで、奥さんの家へ行ってしまう栞と紙魚子。
当然のことながら、ふつうの場所ではない。(ちょっと「ど次元」に似てる。)
「頸山城妖姫録」
「長い廊下」の続編。刹笑園という庭園に遊びにきたところ、長姫の霊(?)にまた会って怪事件に発展してしまう。
紙魚子は、段先生に相談して、一緒に謎解きをしてまわるんだけど、物語の展開的に「妖怪ハンター」っぽいなと思うところで、ついつい段先生の顔が稗田礼二郎になってしまってて、紙魚子が「先生 顔が 違ってます」というところは、ファンが喜ぶパロディー。
第2巻の「頸山のお化け鳥居」とも関連している。