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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

むずかしい、チョコレート(乗馬)

2012-04-16 19:16:16 | 馬が好き
いつものように乗馬について書くんだけど、最初に、悲しい話。
先週、ウインストラテジー(サラ・4歳)との早過ぎる永久の別れがおとずれた。
ちょっと長いあいだ、体調が良くなかったみたいなんだけど、かわいそうなことになってしまった。
いつ乗ることができるか、期待してたんだけどなあ。

さて、私のほうはといえば、先週の落馬、けっこうその後でダメージがあった。
次の日と、その次の日まで、首が痛かった。
顔を左に振り向けて回すと、首の右側に出てくるなんか太い部分が、寝違えたときのように痛い。(これは今もまだ少し違和感がある。)
それとノドボトケの両側が軽く押すと、走りすぎたときのアキレス腱のように痛かった。
結局、その瞬間のはっきりした記憶はないけど、頭から落ちたんだろうと、結論づけた。パイルドライバーだね、それもツームストンパイルドライバー。
幸い、そのあと衝撃がヘンに一点にかかったりしないまま、背中方向へゴロンと転がってったから、よかったんだろう。
ちなみに、腰の、前屈すると背骨が出っ張るあたりのちょっと下のへんが、まだ触ると打ち身的痛さが残ってる。
さあ、今日は落ちないようにしなければ。

今日の馬は、チョコレート。ひさしぶりぃ、イタリア産のチョコ。
うーん、かわいい馬だけど、正直ちょっと苦手だなー、乗るのは。
すっごい強いんだけど、右手前がアララって感じする記憶がある。
障害がちょっと高くなったとこで何度も止まったし、右手前だけ。
その後、中学生が乗ってるのを見たことあるんだけど、やっぱ同じ高さで左手前ではできるのに、右手前では逃げたり止まったりしてた。
現在の私の推測は、なんか右手前のとき踏み切る肢が、左んときより力が弱いんぢゃなかろうか、ってあたりである。
私だって、低いハードルだったらどっちの足を前に出しても越えていけるが、かなり高くなると左足で踏み切んないと飛べないもん。馬だって利き足ってのがあるだろう?
まあ、あまり先入観をもたずに、乗ってみてから考えよう。
さて、馬装して、常歩。例によって元気よく歩くんだけど、ハミをうけなさいっていうと、意外と簡単にこっちくる。よしよし、うけたら伸ばしてやる、繰り返し。常歩でできないことは、速歩でも駈歩でもできない。
馬場に入ったら、小さめの輪乗りで常歩。内方姿勢、ちゃんとできるかな。
内の手綱をわりと大きく開いちゃう、それはきっかけであって、内向いたらかえしてやる、そのあとは外の手綱で回るようにする。
左手前はまあまあできるんだけど、右手前はできない、おしりが外へ流れてっちゃう感じで、輪乗りがふくらんぢゃう。常歩でできないことは、速歩でも駈歩でもできない。
なんだかいやーな予感がするぞ。(←スター・ウォーズ調)
そのあと軽速歩で蹄跡を進む。わりと手綱は長いまま。隅角で内から押しこむように意識する。ちゃんと踏み込んで回れば、バランス崩れたりしない、はず。
ハロー掛けしてたのが終わったんで、広い馬場へ移動。すぐ輪乗りで軽速歩する。こんどはだいぶ手綱を短くしてく。それでもやっぱり右手前で外に流れる感じ。
一周歩度を伸ばしたら、一周詰める、また一周伸ばして、また一周詰める、そしたら輪乗りの手前を替え、そんなこと繰り返す。
んぢゃ、駈歩。さて、どっちからやっかな。
私個人の性格としては、最初に苦手なほうをやって、ラクなほうを後に残すタイプ。理科の宿題を先にやって、あとから国語をやるとかね(文系)。
でも、馬はどうだろ、先に嫌なことやってうまく出来ないと精神的によろしくない気がする(あくまで私の想像)、得意なほうをやって自信もって後に臨みたいねえ。
というわけで、左手前から発進。グッと詰めて出さないと、速歩が速くなるだけだよ。
輪乗りして、だいたい内方姿勢できてる感じがしたら、広いほうへ行って歩度伸ばしてみて、ときどき巻乗り。
脚つかって詰めるというか起こすというかして回転、ダラッと手綱開くだけだと、馬のクビが前に伸びてっちゃってバランスおかしくなる気がするから。
右手前もおんなじように。それほどわるくはないけど、やっぱ左に比べて輪乗りがキレイに行ってない気がする。
駈歩で横木通過。回転のとこで内側の脚、横木向いたら待つ。前行こうとする力が強いんで、かなり強くこっちも引っ張る。でも受けたらなるべくすぐかえす、うん、常歩のときから意識してたんで、すこし人間に余裕がある、前よりは引っ張り合いになってないぞ。
ぢゃあ、障害やるって。うーん、もうちょっと速歩・駈歩の繰り返しとかしていたいなあ、これで飛ぶかなって不安。
速歩で低いクロスから。障害に向かってどんどん行っちゃいそうなので、抑えて、でも引っ張り合いになんないように気をつけて、飛ぶ。
急いで跳ぼうとする感じはない。わりと近くで高く上がってくるようなときもある。
障害を垂直にして飛ぶ。待って近くまで行って飛ぼうとしてるんだけど、飛び上がったときに手を自分のほうに上げないようにって注意される。たてがみをつかむように前へ。
80センチを超えてからの随伴ってのは、私の大きな課題のひとつなんだけど、この低さでできてないと、この先つらい。
駈歩で垂直。なるべく輪乗りのような感じで、一定のリズムで障害の前へ連れてくだけ。こういう場合、遠くから飛べー!って仕掛けたり押しちゃったりするよりも、近くで止まっちゃっても気にしない、ってのが最近よく言われること。
って、いきなり右手前で、向かって左に逃げちゃったよ。
もう一回、ってやったら、また逃げた。
障害をまたげるくらい低くして、再チャレンジ。こんどは越えてった。逃げないように、手綱思いっきり短く持って飛ばしてみるんだけど、これ以上短く持ったら俺のヒジが伸びちゃわない?
何回か止まると、飛ばそう飛ばそうって人間のほうが気があせって、先飛び気味になる、これは悪循環。しっかり座って、バランス後ろにするくらいのつもりで障害の前まで行かないと。
何度もやるんだけど、うまくいかない。助走の回転とこでオーバーランしてるって言われるんだけど、輪乗りでできてないもの、障害入ったらできないよね、やっぱ。
外の手綱で回りたいんだけど、うまくいかない、左手で馬のクビ押してくるようなざまになってる。
でも、助走がオーバーランして、輪乗りぢゃなくて、ほぼ直線で入ってくるのに飛ばないのは、内方姿勢っつーより、やっぱ踏み切る利き足のようなものの問題ぢゃないかなって、私なんかは思っちゃうんだけど。
障害に向いて、起こすようにしてくるつもりなんだけど、前のめりよりは多少姿勢はよくなっても、なんか力強さがないんだよね。踏み込んでないのかなあ。
何回かやって、最後は得意な左手前で、気持ち良く飛んで、終了。
うーん、むずかしいなあ。
でも、中学生はこの馬にのって、ヒョイヒョイ飛んでんだよなー、すごいことに。昨日なんか、連続する二つの障害のラインを、あいだ最初は5歩、次は6歩、その次は4歩、最後もういちど5歩で、なんてことして飛んでた。観てると楽しいけど、とても一緒にはできない。

練習後は、森林馬道を一周してくる。
あんまり行ったことない場所なのか、なんかときどき軽くフウフウ言ってたような気がするけど、無事歩いてきた。
しょっちゅうクビをポンポンとたたきながら歩いた。鳥が草やぶから飛び立ったり、低い場所がグチャグチャにぬかるんでたり、ワナがいっぱい、楽しいねえ、自然のなかは。

リラックスしに行ってんのに、緊張すんなって、チョコ。道草、食ってもいいぞ。
桜はだいぶ散っちゃったけど、森林のなかは鳥の音がいろいろ聞こえるのが楽しいね。
どうでもいいけど、桜のなかで、数日遅れて咲くのがあるんだけど、それは花の色がほかのより白いんだよね。
四年目にしてそんなことに初めて気づいた。
コメント (4)
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