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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

9月になって、台風も消えて、それでも暑いなか乗馬

2016-09-05 18:31:08 | 馬が好き
乗馬にいく。
週末はまた台風がきてた、こんどは九州にきた。日本の近海に突如発生して、すぐに上陸しそうって、なんか怪獣の現れ方みたいだったけど、なんとか仕事への影響は無くて済んだ。
いろいろあるんだけど、万障繰り合わせて、きょうも乗馬に行った。
んー、乗馬できるのも、あとわずかだからねえ。
一応、いまの練習環境は年内で終わりと言われてるけど、いつ終わりになっちゃっても文句はいえない。
仮に年内フルに乗れたとしても、あと十数回ってとこだしねえ、乗れるときには、寸暇を惜しんで(って言ったらニュアンス違うかもしれないけど)乗るっきゃないさ。
今日も暑くなるらしい、9月になったとはいえ30度超える予報、日射しも厳しい。
さて、本日の馬はゼダイ。

かわいい馬だ、だけど動いてくれっかどうかは別問題、うまく乗れるかわかんない。
もう一人きょうこの馬に乗る人は初めてだという。
重いんですかと聞かれるので、動くよ、動くけど、ジャマすると止まっちゃうんだと答える。
馬装できたら跨って馬場へ。
しばらく行ってから、あれ、なんか軽い。ヘルメット忘れて帽子のまま来ちゃった。
始まる前からボケてるなあ、暑さのせいぢゃないだろうけど、気をつけないと。
馬場入ったら、馬装点検して、ウォーミングアップの常歩。
なんかフラフラしてるなあ、ズンズン歩く感じがない、蹄跡から内入って今にも休憩しそうだ。
アブミ履いてないんで、騎座がおかしいかな、もしかして。馬の背中の動きに逆行してたりする?
ときどきアブミに立つ。しかし歩くのやめられちゃいそう、ムチちらちら見せると、しゃーねーなーって感じで動き出す。
んぢゃ部班やります、5頭の先頭に立たされる。やだ、ゼダイで先頭、知らないよ後ろのことは、動かすのに一杯なんだから。
速歩スタート、軽速歩中心で蹄跡を。
動いてないなー。「もっと動かして」と言われる、脚、反応いまいち。
「“脚使ったら前に出る”ようにする!」ということで、脚使う、「キックか圧迫、グリグリしない」ということでキック、それでも弱いのでムチちらちら見せる。
私はあんまりムチ使わない、なんのために持ってるとか言われることもあるけど。ふつうは肩をパンと叩くんだろうが、見せりゃ反応するのが大概なので横から前に出して見せるだけ。脚に反応しないと、脚使ったあと同じ場所へ持ってくことはあるが、それもだいたい撫でるだけで反応する。
脚使ったら前に出るの約束がなかなか馬と取り交わせない。ダラダラしててはいけないので、隅角で奥まで押し込むとかは後回しにして、とにかく前に出すこと優先。
「もっと!駈歩になってもいいから、脚」ということで、後ろのことは気にしないで前進あるのみ。
「脚使って前出たら、あとはなにもしない!」 また不必要にやってたかな、でも油断するとすぐペース落ちそうなんで。
速歩の詰め伸ばし繰り返す。「伸ばすとき、手綱おっぱなさない、コンタクトとったまま、馬の前に出るの感じて」 ということで、なっちゃいない。
なんかゼダイって、正しい手綱の長さがわかんないんだよね。もうちょっとアタマ下がってくかなと伸ばすと、馬が伸びちゃうし(この場合の伸びるは、踏み込んで歩度伸びるんぢゃなくて、逆にダラッと姿勢が間延びすること)、短く持ってみようと思うと、どんどん馬のアタマがこっちに上がってきちゃったりして。
「詰めるときは、ただ遅くするんぢゃない、前に出る勢いを保ったまま、伸ばせと言われたら一歩目からすぐ伸ばせる状態で」 ということで、やっぱなっちゃいない。
詰めるときは、拳が前後に動いてるなかで詰めるように意識してるのは、最近どの馬に乗っても同じ。どうしてもギューっと固くなって動きを止めちゃうからねえ、人が。

いまいちだなあ。
だいぶゼダイは動いてくれてるんだけど、問題は私がそれを止めちゃってるとこにある。
せっかく動いてるのに、がさつな手綱の使い方するとブレーキかかっちゃう。だから前に出すときに、とりあえずジャマしないようにってフワーっとしてくとコンタクトがなくなっちゃうし。
背中も敏感なんで、ヘンな座りかたしたり圧しかたしたりすると、やっぱブレーキかかっちゃうみたい。
重心が一致すれば気持ちよく前に出るんだろうけど、どこがそのポジションかわかんない。そんなことやってると、人の姿勢がまた崩れる、すくなくとも頭が前に落ちてはダメだね、絶対。
「おしりを軽く」もときどき言われる、そうなんだよねえ、脚バンバンとかやってると、アブミに立つように乗れない。
アブミに体重かかってて、股のあいだを馬の背中がスッスと通り抜けてくような軽い感じで、馬が前にいる状態つくりたいんだが、ダメだあ、馬が前にいるんぢゃなくて、人が遅れてるだけー。
鞍のうえでドッタンバッタンしてると、人も乗りにくいけど、馬も大迷惑。
アブミ踏んづけられてない。両アブミに、力で立つんぢゃなくて、姿勢とバランスで立てば、体力そんな使わないんだけど、逆、ヒザでしがみついて筋力で乗ってる、とても疲れる。

んぢゃ、輪乗り。「輪乗りの同じとこ通るように、伸ばしても詰めても、速歩でも駈歩でも」ということで。
ゼダイの輪乗り、気をつけないと勢い止まることある。性急に回転を求めるガサツな手綱の使い方はよろしくない、前にまっすぐ出るつもりで、両手のあいだから馬がはみ出さない感じで回ってったほうがよい。
詰めたり伸ばしたり。輪を描こうという操作に手いっぱいで、また前に出てない。「もっと前、その速歩ぢゃない、もっと」と言われて、脚、脚、ムチちらちら。
輪乗りから蹄跡へ、ここでも伸ばす、「輪乗りでもその速歩で」と言われる、うーん直線上で思いっきりスピード出してるやつを小さい円のなかではできんぞな、この馬ぢゃ。
んぢゃ、輪乗りで駈歩。
コンタクトが弱いもんだから、ちょっと出にくい。かと言ってギュッと詰めて出すやりかたは、あまり通用しない、ジャマすると止まっちゃうからゼダイ。
出ても、しばらくリズムがよろしくない、なんちゃって駈歩だな、脚つかって前、人が上で暴れると止まっちゃうので、なるべくジッとしたい。
駈歩も詰め伸ばし。伸びない、変わってないぞ、脚、脚、ムチちらちら。
蹄跡に出て、伸ばす。「シンプルに。前に出して、乗ってく」 あー、伸びてく感がない。ふつう、こんだけやってりゃ、ガツンと馬の気持ちに火が点きそうなもんだが、そういうタイプぢゃないんだよね多分、ゼダイ。
伸ばしてったときに、上にピョンと跳びあがるようなとこがある、ほかの馬に比べて。そのとき動きについてけないでグラグラすると、そのあと人と馬がバラバラになっちゃう気がする。
詰める、あー、ブレーキかけて速歩になっちゃった、ダメだ駈歩維持しなきゃ。動いてるなかで詰めることができない、不必要に当ててるし、がさつな扶助。
繰り返して、やがて練習終了、疲れた。
途中から、やばいな、なんで俺こんな力使って体動かしてんだ、と思ってた。馬乗ってんのに、まるで自分で走ってるくらい動きまわる破目になってて、疲れた。
さすがに、「水飲んでください、だいじょうぶですか」とか言われたけど、だいじょうぶです、トシなんで涼しい顔はできませんが、このくらいでは参りません。
そんな簡単に熱中症とかなんない、中学生のころ水飲んぢゃいけない時代の部活してたからね。ま、あのころは暑いって言っても30度止まりだったかもしれないが。いずれにしても、汗出てるうちはだいじょうぶ、たぶん。
(でも、今日は身体の芯から火が点いちゃったらしく、帰って冷房ある部屋にいても、しばらく汗出続けた。ほんと長距離走のあとみたい。練習30分程度だったけど、15分を超えたとこから有酸素で燃やす運動してしまったんだろう。)

で、馬のほうも、重たくて背負いにくい荷物に乗り続けられたもんだから、汗びっしょり。
おわったあと、丸洗い。すぐ乾く、いい天気だ。
それはそうと、乗せてくれた馬へのごほうびに、きょうは梨を持ってった。
慣れない馬、とくにサラブレッドなんかは食わないことは承知してるんだけど、なんせゼダイときたら日ごろから只者ではない食いしん坊なので、これはよい馬のときに持ってきたと思ったんだが。
食わねえでやんの、ゼダイ。この場合の食わないは、いったんは口に入れてみたものの、怪しみながらもごもごして、やがてポロッと外に出しちゃうという行動。匂いかいだだけでそっぽ向くわけではない。
しょーがないんで、保険でもってきた(なんで俺がこんな気をつかうのか)リンゴやると、これはムシャムシャ食って、いつものようにオカワリ要求の前ガキまでする。
味覚がちゃんとあるんだなあ、としか思えない。
余った梨は、試しに栄燐ちゃんとこ持ってく。

ちゃんと食った、さすが栄燐ちゃん、かわいい。
コメント
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