many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

餓狼伝

2011-08-10 20:20:19 | マンガ
原作・夢枕獏 漫画・板垣恵介 平成23年4月 秋田書店・少年チャンピオンコミックス版
谷口ジローの餓狼伝を読んで、夢枕獏の原作をボチボチ読んでる。
どーせ延々と話が延びていくんだろ、とかブツブツ言いながら、もうIX巻まで読んだ。
(悪いけど某リサイクルショップで一冊105円のを買ってんだが。)
で、どうにもこうにも、谷口ジローの餓狼伝の文庫版に解説をしてた、板垣恵介の餓狼伝ってのが、どういうものか気になってしょうがなくなってきて、とうとう読んでみることにした。
1996年から雑誌連載をしてるらしいんだけど、今年になって以前連載してた出版社とは違う秋田書店から単行本が出たのは、まあ、いろいろ事情があるんだろうってことになる。
うーん、でも、これはホントに第一巻だけ読めばいいかな、私としては。続編は秋田書店から次々と出てるようだけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真夏のキングフッド

2011-08-09 14:31:09 | 馬が好き
6時集合、真夏の乗馬。
…おっと、きのう立秋だったから、もう暦のうえでは秋だよね 暑いっていっても残暑と言わなきゃいけない。
6時ころはそんなに暑くなかったんだけど、やっぱだんだん暑くなってくる。
外で乗馬するために日焼け止め塗って出かけて来てんのに、馬房の掃除してるうちに汗で流れてっちゃうって、どーよ?
本日は、ひさしぶりに、キングフッドに乗る。

乗らないとカワイイ、サラブレッドである
さて、馬装して、ポクポク常歩。
おおっと、腹帯締めたり、アブミ直したりしてるだけで、左右にヨロヨロっとしちゃう。そう、ほかの馬たちに比べて、人間の体重移動に敏感だと思う。
もちろん今日も気をつけることは、馬の背中のうえでオーバーアクションしないこと。たとえば止めるときとかに、人間の重い頭を後ろにやったりしない、真上にあって背筋伸ばすくらいでピッと止めたいところ。
厩舎のまわり回ってるあいだに、ハミうけてくれることを目指す。ちょいと引っ張っちゃって、馬がゴメンナサイしたら、そーっとそのままを保つように心掛ける。
常歩だと、まあまあ何とかなるんだよね、問題は速歩以降
馬場に出ても、常歩でずっとそんなことやってる。隊列が出来てくるんで、ジャマになんないように最後方にまわる。

速歩スタート、ああ、もうグダグダ
ハミうけなんか、どっか行っちゃう。キングフッドはひたすら前方に突撃の勢いをみせるんで、こっちは必死でこらえることになる。
真上にいるように心掛けて、ちょいと肩からヒジのあたりを使って、グイっと引っ張っちゃう。
うーん、暑い。なんでこんな暑いのに力使わなきゃいけないんだ、と思い直して、引っ張ったあと、すぐに思ったとおりになってなくても、緩めちゃう。
断続的に要求する。ずっと引っ張り合いにすると、どんどんおかしくなっていくから。
隅角は外、外まわって、直線で前の馬との間をつめる。
アブミをあげたり、そのまま横木を通過したり。
ちょっとずつ改善されてきたような気がするけど、まだダメ。
ハミをうけさせようと思うと、スピードを抑える形になっちゃってる。そのままのスピード、前進気勢のままに受けることができない。
当然、歩度など伸びるはずもなく。
駈歩。意外とおとなしい 引っ張る必要なし。上でジッとするようにして、腕の力でどうこうしようとしない。
人間が左右に傾くと、どんどん馬が内とか外とか行っちゃうんで、馬の耳の間から前をみて、馬の真ん中にいるようにする。左右の尻というか、左右のアブミというか、おんなじ力がかかるように心掛ける。
思ったより、よくできた。暑いんで力使わないように、脱力するようにしてたのがよかったのか、冬場に乗ったときより疲れなかったわりには、暴走もしなかった。(馬も暑くてヤル気なかったのかも。)
最後に、速歩で低い障害を何度か飛ぶ。
ゆっくりした速歩、回転するとこまで軽速歩、障害に向いたら座って、ゆっくりジッと待つ。飛ぶ。
なんか、待ってると飛んだときに遅れるような気がする。二度目から手を少し前に出す。
飛んだあと、引っ張んない、真上にいて、真っ直ぐ進んでゆっくり速歩にする。

終了。馬洗って、リンゴやる。
それにしても、なんか暑い。っていうか身体が熱い。
水500ml飲んでも効かないんで、これは「ガリガリ君」が必要だと思ったから、帰ってからコンビニで買って食う。頭痛がするくらいの勢いでガリガリ君を食べたら、やっとすこし回復した

※おまけ 今日もやってたポニー。前のブチがレインボー、後ろの白いのがホワイト。目指せジョッキーベイビーズ!
(ひとの特訓なのか、馬の特訓なのか、いまいちわかんない?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休暇をどうする?(遠くへ行きたい、というわけでもなし)

2011-08-08 20:13:08 | Weblog
基本的に、休日というのは、なんも、なーんもしたくない。

ところで、今年は、どこかで珍しくまとまった休みをとれることになってる。まとまったっつっても、せいぜい1週間程度だけどね。
ひとは「せっかくだから、海外でも行ってくりゃいーのに」っていうけど、今んとこ、そんな積極的に行く気にはなってない。
なんせめんどくさがり屋なんである。
しかし、どうやら休み取れるのは10月上旬で決定っぽいので、さすがに、どっか行くならそろそろ決めとかないと。
でも、やっぱり、べつに行きたいとこもないしなー。

海外へは、そんなに数行ったことがない。
1984年の11月にバンクーバーへ行ったのが最初。一人で。5日間か6日間か。
1992年の7月に北京へ行った。4日間、これは当時の職場の3人で、万里の長城とか故宮とか観光。もちろん、言いだしっぺは私ぢゃない。
1995年の夏にチベットのラサへ行った。ぜんぶで6日だったかな。ラサには2泊しかしてないよ、たしか。帰りに成都1泊、上海1泊。
(いまだったら、そんなめんどくさい行程だと行かないだろーね、きっと。でも、上海はもいちど行ってみたい、なんとなくイイ感じの街に思えた。)
2001年の12月にカナダのイエローナイフってとこ行った。オーロラを観に。観らんなかったけど。全部で5日だっけか?
2002年の12月にイエローナイフにリベンジしに行った。前年より1泊多くして、一晩だけオーロラが見られた。

そのあと、どこも行ってないなー。パスポートは2001年のときに欲張って10年のをつくったんだけど、今年もうすぐ切れるぞ。
でも、やっぱ、めんどーだなー。休みなのに、知らないとこ・しかも言葉通じないとこ行って、ふだん以上にストレス感じんのなんて、やだし。
バタバタと観光してまわるのとか趣味ぢゃないし。
自分で行き方とか日程とか考えんの、全然好きぢゃないし。

どこか静かなとこで、一週間、なんもしないで本でも読んでられたらいいんだけど、だったら国内で十分なんだよなー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体験乗馬

2011-08-07 18:16:52 | 馬が好き
最近“馬のこと”書くの少ねーんぢゃねーかという意見もあるようで。私がサボってるだけで、馬たちは頑張ってるんだから、ちょっと書いとくかー。

本日は、美浦トレセン乗馬苑を見学に来られた方(乗馬苑はコースの一端にすぎないが)の体験乗馬を午後にやりました。
親子で参加する教室だったんだけど、馬に乗れるのは、お子さんだけ。

↑ウィスパーII

↑強鉄
馬学講座もあって、モデルの任務についたカネショウエイコウさんは“公開注射”の刑となりました。
(中身は疲労回復の栄養剤なんで、べつに罰ぢゃないんだけどね。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トンデモ本の世界S・トンデモ本の世界T

2011-08-05 18:50:13 | 読んだ本
と学会 2004年 太田出版
きのうのつづきで「トンデモ本」シリーズ。
2冊同時刊行された「S」と「T」。たぶんアルファベットに意味はない。(たぶん。)
どっち先買ったかおぼえてないけど、たぶんSがちょっと先ではないかと思う。ともに2004年6月13日が第1刷の発行だが、私の持ってるSは6月18日の第2刷、Tは6月30日の第3刷だから。
どうでもいいけど、Sにかかってるカバーは、盛岡のさわや書店のもの。Tにかかってるのは、上野の明正堂書店だが、当時の私の行動パターンでは上野で本屋なんて行かないので、これは福島駅西口店で買ったものだろうと思う。
いずれにせよ、東北新幹線での暇つぶしに読んでたんだろうなということは、容易に想像できる。
暇つぶしだろうが何だろうが、おもしろいからいいんだけど。
採り上げている本のタイトルとかを、例によって羅列することは、今回はしないけど、このシリーズを読んだときから、ずっと気になってるのがひとつあるんだよね。
「S」のほうで、「何の間違い?トンデモ本がベストセラー」ってことで俎上にあがってる、山田悠介『リアル鬼ごっこ』。
自費出版で出された小説で、2003年末の時点で18刷とか公称24万部とかって紹介されている。たしかに書店で見かけるし、文庫化されているのを。
でも、そこでいかにトンデモか挙げられている文章例をみると、やっぱ本として読む気は、どうしてもしないんだよねえ。
それはそうと、今回サーッと読み直してみたら、「T」のほうの山本弘氏のあとがきが、妙に心に留まってしまった。
トンデモ本の著者の中には、ひどく間違ったことや不快なことを書く者が少なくない。しかし、僕は「彼らを世の中から排除しろ」とか「言論を規制しろ」とは言わない。たとえ自分にとって不快であっても、同じ世界に生きる以上、その存在は許容し合わないといけないと信じるからだ。(略)
>もちろん、僕らが彼らを批判するのも言論の自由だし、たとえ彼らが僕らのことを不快に思ったとしても、それは許容してもらわねば困るのである。(略)
>文章は書き散らせばいいというものではない。本に限らず、文章を書く者は、その文章が及ぼす影響について責任を持たねばならないのである。

書評の分野でどうこうというよりも、毎日の報道のなかで、他人の言動の端っこをつかまえて、すぐ許せないとか辞めてしまえとかいう言を聞くことが多いような気がする昨今なもんで。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする