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今朝、無事、アテネからイスタンブール経由で帰国。
スムースなフライトだったが、成田なので、家に着いたのは、お昼ごろ。
いつものことながら、時間かかり過ぎ。
機内で、映画を2本見たが(昔は、大スクリーンに1フライトに2本ぐらいで、ほとんど見たい映画に当たったことがない)、最初は、インディアナ・ジョーンズ最新作。
もちろん既に見ているのだが、今回の旅行で、関連のある展示を見る機会に恵まれたので、もう一度見てみた。
そして、もう1本が、エイミー・ワインハウスのドキュメンタリータッチの映画であるBack To Black。
悲しいけどいい映画だった。
本当は、映画館で見ようと思っていたので、ちょっと申し訳ない?
彼女については、あまり知らなかったのだが、そのジャズへの情熱と、一方で、様々なトラブルに巻き込まれてしまう弱い心を持つ。
わがままな性格から、回りの助言に耳を貸さず、結局27歳の若さで、薬物かアルコールかわからないが、過剰摂取で亡くなってしまった。
その薬物の成果なのかはわからないが、天才的なボーカリストで、グラミー賞を総なめにするが、その時は、アメリカに入国できず、ロンドンからの中継になった。
そして、それが、危ない橋を渡りながらたどり着いた最高地点になった。
本人が、どの程度喜んでいたのか、周囲だけがはしゃいでいたのか。
今となってはわからないが、普通に考えれば、歌手として成功したければ、もっと違うやり方があっただろうと思わざるを得ない。
ただ、そうしていたら、あれほどの感動を与えられたかは、わからない。
20代後半で早逝したミュージシャンは、少なくない。
彼女と一番被るのは、ジャニス・ジョプリンだろうか。
歌う目的と、人生の目的が、嚙み合わず、悲劇を招いてしまった。
悲しいが、素晴らしい歌を残してくれてありがとうという気持ちにもなった。
そういえば、ミュージシャンを描いた映画には、早逝したり、ドラッグに苦しんだりしたミュージシャンを描く場合が多い。
これも、映画を感動的にするためには、やむなしか。