かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

エーゲ海1日クルーズ

2025年02月05日 | Europe・Middle East・Africa


今日もネットの状態が悪いので、さわりだけ。

ギリシャ最終日は、エーゲ海1日クルーズ。

まずまずの天気と思われたが、イドラ島は、天候不良のためキャンセルとなり、ポロス島とエギナ島の、2島を訪問。
オフシーズンで、閉まってる店も多かったが、街並み、遺跡、教会など、楽しむことができた。
写真は、エギナ島のアフェア神殿。
パルテノン神殿の50年前に作られ、アテネと対抗していたとのこと。
さらに前に作られた本格的神殿がオリンピックの採火で有名な、オリンピアのヘラ神殿になる。



地中海らしい光景。
家の色に、決まりがあるのだろうか?

明日は帰国だが、時差の関係で、更新が、遅れる予定。

アテネ空港で、時間が余ったので、以下追伸。
ホテルより、空港の方が電波がいいのはいかがなものか。
アテネ空港は、アテネオリンピックに合わせて、20年前にできたそうだ。



出航は、日の出と共に。



帰港時には、陽が落ちていた。
まさに、ワンデイクルーズ。



最初に訪れたポロン島は、のどかな観光地。
この時計台が、唯一の観光資源?



エギナ島には、港の近くに、もう一つコロナ遺跡があるが、時間外で、クローズ。
この柱一本が残っているだけらしい。



エギナ島のもう一つの見どころは、ビザンチン様式の教会。
裕福な人が多い島だそうで、至るところに、教会がある。
特にこの聖ネクタリオス教会ほ、立派で、聖ネクタリオスを祀っている。
年代的には、澁澤榮一ぐらいの人で、その世代の人でも、聖人になれることを、初めて知った。
相当の人徳があった人なのだろう。
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パルテノンなどなど

2025年02月04日 | Europe・Middle East・Africa


昨夜は、雷雨でどうなることかと思ったが、小雨程度で、済んで良かった。
ネットの調子が悪いので、ほんのさわりだけ。
今日は、まずアテネ市内観光で、パルテノン神殿などを。
さすが、規模、荘厳さなど、桁違い。
ローシーズンで、ゆっくり見れたが、ピークシーズンは、すごい人出とのこと。
ただ、このところの気温上昇で、夏は、日中クローズになることもあるとのこと。



午後、アテネ国立考古学博物館。
凄い!
ローマ時代以前のお宝が無数に展示されている。
このシュリーマンが発見した、アガメムノンのマスクは、その中でも最も有名なものと思うが、今は、アガメムノンの時代よりも前の時代のものと、考えられているとのこと。
お宝であることには、変わらない。
エジプトが栄えた時代と同時代の、西洋文明のレベルが高かったことがよくわかる。

明日は、最終日。
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オリンピア・エピダヴロス

2025年02月03日 | Europe・Middle East・Africa


今日は、まずオリンピア。
最初に、オリンピア考古学博物館に行ったが、素晴らしい!
オリンピアで発掘された彫刻類が展示されているが、クォリティの高い優品がずらり。
これは、女神ニケ。



遺跡の目玉は、ヘラ神殿。
聖火の採火で有名。



当時の競技場も残る。
直線192mのトラックを往復したという。
競馬場は、洪水で流されて、残されていない。



次に訪れたのは、エピダヴロス遺跡。
ここでも、博物館にまず訪れたが、ほとんどの優品は、アテネの博物館に展示されており、レプリカが多い。
その中で、このコリント様式の柱頭は、最高レベル。



ここでの目玉は、なんと言ってもこの劇場。
15000人収容可能。
マリア・カラスも歌ったという。
ステージの真ん中で、手を叩くと、劇場全体に音が反響する。
どうなっているのか。
トルコのベルガモン劇場などと並んで、世界3大古代劇場とされている。
素晴らしい遺跡巡りが続いている。
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デルフィ

2025年02月02日 | Europe・Middle East・Africa


今日は、メテオラからオリンピアまでの移動日なのだが、その真ん中に、デルフィ遺跡がある。
当時のギリシャの運命を左右する神託が、ここで、なされた。
キリスト教が、普及した以降、宅地になっていたそうだが、立ち退かせた後発掘されて、素晴らしい発見が相次いだ。
これは、スフィンクス。
見つかった優品は、隣接の博物館で、展示されている。



博物館見学後、遺跡に向かう。
ここは、アテネ人が収めたお宝を納めたプレフテリオン。



アポロン神殿跡。
メインの施設だが、当時の姿は失われている。
政治的な決定は、ここでの神の御告げで、行われていた。



古代劇場跡。
神殿もそうだが、どうやってこれらの施設を、この山の中に作ったのだろう。



一番上にある競技場。
やっとベンハーの本物に出会えた?
ちょっと規模は、小さいようだが。
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テッサロニキ・ヴェルギナ・メテオラ

2025年02月01日 | Europe・Middle East・Africa


今日のギリシャは、素晴らしい天気。
最高気温が、17度ぐらいで、雨の心配もなく、絶好の観光日和。
今日と、明日は、移動時間が長い。

最初は、テッサロニキの市内観光、
と言っても、ほとんど車窓から。
それでも、テッサロニキが、古代都市の上に作られた街であることが、よくわかった。
至る所に、古代都市の片鱗が遺されている。

地下鉄ができたそうだが、遺跡が限りなく出てくるので、開業は、遅れに遅れたそうだ。
駅が、博物館のようになっているところもあるという。
他の街でも、見かけたことがあったが、どこか忘れた。
ブルガリアのソフィアに昔行った時、やはり地下鉄工事が難航していたが、できたのだろうか。

これはホワイトタワー。
15世紀にベネツィア人が防衛のために、築いたそうだ。
当地の支配者は、長い歴史の中で、大きく変わって来た。



アギオス・ディミトリオス協会。
5世紀に建てられた。
まだ、キリスト教が、異端だった時代、ディミトリス卿が、ここで殉教したという。
ギリシャ正教、最大級の教会。
カトリック以降のキリスト教に比し、より、純粋な教えで、教会も比較的質素という。



1時間ほど西に移動して、向かったのが、ヴェルギナ。
マケドニア時代、宮殿があった都市。
アイガイ遺跡と呼ばれていたが、そこで、1977年、アレキサンダー大王の父である、フィリッポス2世の墓が見つかり、大発見となった。
その墓と、見つかった豪華な副葬品が、その墳墓の中に、展示されている。
墳墓は、まさに日本の円墳みたいな、なだらかな丘のようだが、まさか、そこにフィリッポス2世が、葬られていたとは、誰も思わなかっただろう。
石室は、立派な造りで、扉を開けると、崩れるような仕掛けになっていたとのこと。



フィリッポス2世の墓の副葬品。
純金製で、重さが8kg以上ある。
紀元前4世紀のお墓だ。
アレキサンダーの子供であるアレキサンダー4世の石室も隣にある。



さらに、2時間半程山道を南西に向かうと、巨岩群が現れる。
メテオラだ。
9世紀頃から人が住み始めたが、修道院が作られるようになったのが、14世紀頃からという。
より、純粋な祈りを、より天に近いところでということだろう。
ほぼ1日中、お祈りを捧げる生活だそうだ。



入ったのは,アギオス・ステファノ修道院で、ほぼ坂を登らずに入れた。
中は、修復されたばかりで、色鮮やかな宗教画で溢れている。
30数名が暮らしているそうだ。

景観が素晴らしい。
今人が住んでいる修道者は、6つだけになったという。



ホテルの部屋からは、夕陽に映える、アギオス・ステファノ寺院が、見上げられた。
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