かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

魅惑のトルコその23 イスタンブール⑤ 地下宮殿

2024年06月12日 | Europe・Middle East・Africa
今日もいい天気。
ほとんど夏?



トプカプ宮殿の後は、地下宮殿。
これも結構びっくり。
入り口は、こんな感じ。



まさかこんな空間が広がっているとは。
ビザンチン時代、アヤソフィアや近くの宮殿に水を送るために造られた地下貯水池。
532年にユスティアヌス1世により建設された。
奥行140m、幅70m。



明るく成り過ぎない程度にライトアップされている。



掘って作ったのか?



美しいライトアップ。



天井も綺麗。



地上に重量物がある部分の柱は、太くなっている。



整然と柱が立ち並ぶ。



メデューサの首。
何故逆さなのか。
ヘレニズム時代の遺跡を石材として転用したとも言われる。
それとも、何か他の意図があったのか。
メデューサの首は二つある。



貯水プールの底にも、整然と、石が敷き詰められている。



涙の柱。
これも、ギリシャ神殿から運ばれてきたと言われている。



モニュメントも。
驚きの空間だった。
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魅惑のトルコその22 イスタンブール④ トプカプ宮殿

2024年06月11日 | Europe・Middle East・Africa
今日も関西、いい天気。



ハーレムの後は、宝物館へ。



何と言っても、この86カラットのダイアモンドが目玉。
写真撮影禁止と言われていたのだが、みんな普通に撮っていたので。



このトプカプの短剣もすばらしい。
その他にも超豪華なお宝がいっぱい。
自由時間での見学で、時間配分が難しく、ちょっと早足になってしまったのが、残念。
ただ、この他にも、多くの見どころがあり、全部は、見きれなかった。
歩数が半端なく、見るのを諦めて休憩する人も。
この季節でよかったが、夏だったら、へとへとになっただろう。



ボスフォラス海峡を見下ろせる。



旧市街は、ヨーロッパ側にあり、海峡の向こうは、アジア側になる。



スルタンの衣装の展示館。



豪華な燭台。



図書館だったかな?



天井も豪華。



厨房跡には、様々な調理器具が展示されていた。
天井が高い。



トルコ・コーヒー関連の展示。



世界各国から贈られた時計の展示。
当時、時計は、豪華な贈答品だった。
エジプトへ、時計を贈って、オベリスクを贈られた話は、エジプト旅行で知った。



全体模型。
正面奥に見えるのが、ハーレム。
入り口は、左になる。
ハーレムの奥は、ボスフォラス海峡。



お馴染み?の、定点観測。
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魅惑のトルコその21 イスタンブール③ トプカプ宮殿 ハーレム 

2024年06月10日 | Europe・Middle East・Africa
今日は、午後から関西。
今、家で雑用中。



とにかく見どころが多すぎるイスタンブール。
アヤ・ソフィアの奥にあるのが、トプカプ宮殿。
日本で、トプカプ宮殿の宝物展を見たことがあるが、その本家本元。
イスラムの世俗建築であるトプカプ宮殿の儀礼の門。
イスラム風というよりは、中世のヨーロッパ風。



モスクも大きかったのに、さらに広い。
15世紀から19世紀にかけて、オスマン帝国の中心で国政が行われた。
トプは、大砲、カプは門を意味するという。
ボスフォラス海峡と、金閣湾を見下ろす丘の上。
広大なスペースを、多くの建物が取り囲んでいる。

ここは、会議の間。
ここで、国政が取り仕切られ、スルタンは、格子状の窓から会議の様子を覗いていたという。



多くの人が訪れる人気スポット。



これは、厨房後で、数百人の料理人が、4~5,000人の食事を作っていたという。
今は、当時の調理器具などが展示されている。



かつての敷石がそのまま残されていた。



ハーレムの入り口。
全てが豪華。
日本で言えば、大奥。



タイルが美しい。



多くの部屋が連なる。



通路を示すモザイク。



黒人宦官。
エジプトから連れて来られた奴隷だが、ハーレムの警備と外交を取り仕切った。



母后の間の入り口。
ここは、タイルではなくて、絵。



母后の間。
ハーレムの最高権力者。



トイレなども完備。



お風呂も完備。



皇帝の間。
もっとも豪華。



暖炉とベッド。



PS
無事到着。
六甲山が綺麗!
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魅惑のトルコその20 イスタンブール② アヤソフィア

2024年06月09日 | Europe・Middle East・Africa


ブルーモスクの北隣にあるのが、アヤソフィア。
歴史的には、こちらの方が断然古く、ビザンチン帝国時代の360年に建設された。
532年に焼失したが、再建され、ギリシャ正教会の総本山となった。
15世紀まで、キリスト教の教会だったが、オスマン帝国時代に、イスラム教のモスクになり、トルコ共和国になってからは、博物館となった。
しかし、2020年、再び、モスクとなった。

これは、伝統の胡麻パンの屋台。



アヤソフィア。
ミナレットは、モスクになった時に追加された。



向かって右側が入り口だが、今も修復が続いている。

今日もまずまずの天気。
梅雨入りが遅れているようだ。
ゴルフだったが、前は踏ん張ったが、広範崩れてパッとしないスコア。
復活は、あるのか?



独特の柱、独特の色彩。



美しい天井。



内陣が見えて来た。
シーズンオフだからいいが、ピークシーズンは、人垣でなかなか前に進めないとのこと。



高さ56m、直径31mの巨大ドーム。
40本の柱で支えられているという。
教会時代は、キリストのモザイクが飾られていたが、今は、コーランの一節が刻まれている。

右側の飛んでいるような図は、六翼の天子と呼ばれ、近年の修復でキリスト教時代に描かれた天子の顔が現れた。
モスクになった際、漆喰で隠されていたという。



絨毯は、青緑色。
イスラム教徒の礼拝でしか入れない。

円盤は、全部で8つあり、直径7.5m。
アッラーや、ムハンマド、ムハンマドの弟子たちの名が刻まれている。



キリスト教会時代の絵も残されている。



内陣。
巨大かつ美しい。



壁にも装飾。



デイシスのモザイク画。
1260年頃のものという。
ビザンチン美術の最高傑作とされる。



これは、コプト文字だったかな?



キリストを抱く聖母マリアと、ヨハネス2世と皇后イリニ。
すばらしい。
1122年から1234年頃のものという。



ここにも。
博物館からモスクに変更されたため、礼拝時には、カーテンで隠される。



ここにも。



前に紹介したデイシスのモザイク画。
下半分の傷みが激しい。
ということで、ブルーモスクより、断然見応えがあった。



路面電車が走っていて、ヨーロッパの街並みを彷彿とさせる。
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魅惑のトルコその19 イスタンブール① ブルーモスク

2024年06月08日 | Europe・Middle East・Africa
今日もすばらしい天気。
雑事に従事。



イスタンブールは、流石に交通量が多い。
選挙のための宣伝も激しい。



城壁が各所に見られる他、大きなモスクも多くある。



近代的な建物も。



イスタンブールで最初に訪れたのは、ブルーモスク。
ブルーモスクは、通称で、正式名は、スルタンアフメット・ジャミィ。
アフメット1世の命により、1616年に完成した。
タイル装飾に、青を基調にしたイズニック・タイルが使われていることから、ブルーモスクの愛称が付けられた。
平山画伯の絵でも何度も見た姿。
カイロでも、ブルーモスクをモデルにした巨大なモスクに行ったばかり。
6本のミナレットを持つモスクは、流石に珍しい。



入場前に身を清める。



門。



ドーム。
美しい。
中央ドームは、直径23mという。
4つの副ドームが囲む。



巨大な柱は、象の柱と呼ばれる。
直径5m。
これで、巨大なドームを支えている。



ステンドグラス。
花の模様が見える。
窓は、全部で、260枚あるという。



世界一美しいモスクと言っても、過言ではない。
ブルーのタイルが、ブルーモスクの愛称に繋がった。



象の柱。



中には、入れないが、赤い絨毯が見える。
2023年に新調されたばかり。



青を基調としたイズミック・タイル。



説教壇(ミンバル)。



中庭。



敷地の隣のヒッポロドーム(円形競技場)跡に立っているテオドシウス1世のオベリスク。
ローマ時代に、1月に行ったカルナック神殿から運んできた。



途中から折れた8mの青銅の蛇の柱。
コンスタンティヌス1世の時代に、ギリシャのデルフォイのアポロン神殿から持って来たという。
元は、紀元前5世紀に、ギリシャが、ペルシャ戦争の戦勝記念に建てたもの。



もう一つ並んで立っているのが、コンスタンティヌス7世によって作られたオベリスク。
切石積みの珍しい構造。



ということで、まず、ブルーモスクを堪能できた。
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