かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Step Into Paradise

2025年01月07日 | Music
昨日は、久しぶりの雨だった。
今日も、天気いまいちだが、回復予報。



本CDは、先日の矢野顕子さんのコンサートの時、紹介していたのと、5月に、同じ矢野さんと、上原さんのジョイントコンサートに行くことになったので、予習も兼ねてゲット。
音源自体は、2024年9月のライブのもので、出来立てのほやほや。
東京オペラシティコンサートホールでのライブで、音が、すばらしい。
圧倒的なピアノの音の重厚感。
2×2=8?
そして、矢野顕子ワールドと、上原さんの編曲の融合。
げんこつ山のたぬきさんなど、ちょっと変わった歌も題材としているが、このコンビに演奏させると何の違和感もない。
らっぱと娘も楽しいが、これは、これも先日行った山中千尋さんにも合いそう。
笠置シヅ子さんと歌い方は、全然異なるが、歌の良さを十二分に引き出している。
服部良一さんも喜んでいるだろう。
ボーカル曲が多い分、矢野顕子色が強いかな?



ラストがラーメン食べたいだが、矢野さんがコンサートの時、上原さんとのライブアルバム3枚全てに入っていると言っていた。
それだけ、こだわりの曲であり、編曲の幅を効かせられる題材ということなのだろう。
コードを無視した伴奏がいい?
全然関係ない曲も紛れ込んでいるし?
それにしても、どの演奏も大熱演だ。
上原さんのコンサートにはまだ行ったことがなく、5月のコンサートがますます楽しみになった。

ちょっと気になるのが、拍手音のタイミングと大きさ。
マイクが客席の音を拾い過ぎているのか、編集時に調整したのか、演奏と同様か、それ以上の音量になっている。
しかも、演奏が終わるか終わらないかのタイミングで、どっと拍手音がかぶる。
もっと小さくても盛り上がりは十分伝わるので、もうちょっと遠慮気味の音量にしてもらえばよかった。
それとも、スピーカーが良すぎるのか。

DVDが付いていて、2曲だけ、映像付きで味わえる。
熱演の様子が、見れるのだが、特に、大きいのは、どちらが弾いているのかが見えるところだ。
例えば、2曲目のPolarisなど、メロディアスな部分は、上原さんが弾いていると思って聞いていたが、見ると、代わる代わる弾いていた。
全て録画しているだろうから、収録曲全ての映像をおまけにつけてくれれば良かった。

ということで、特に、矢野顕子ファンは、マストの1枚?
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SADISTIC MICA BAND 晴天

2025年01月06日 | Music
肌寒い日が続いている。
今日は、雨になる予報だが、本当に久しぶり。



本BDは、加藤和彦さんのトリビュートコンサートの時知り、早速ゲット。
当時、TBSで放送されたものらしいが、4Kでリマスターされ、発売された。
会場は、東京ベイN.K.ホールとなっており、調べてみたら、1988年にできたが、所有者の生命保険会社が合併され、別の生命保険会社に所有が変わったが、修繕費が多額ということで、ディズニーに身売りされ、今は、ホテルになっているという。
バブルの申し子みたいな会場だが、時は、まさに1989年、バブルの絶頂期に行われたSADISTIC MICA BANDの第2期のコンサートの映像になる。
メンバーは、加藤和彦、小原礼、高橋幸宏、高中正義、霧島かれんと超豪華。
加藤さんと、高橋さんは、もうこの世にいない。



見てみたが凄い!
映像は、当時のテレビ放送用の画質だから、リマスターされたと言っても限界があるが、音が大迫力。
当初の音からどれくらい綺麗になっているのかわからないが、間違いなく、歴史に残るライブだ。
私は、海外にいたので、SADISTIC MICA BANDが再結成されたことも、もちろんこんな素晴らしいライブが行われたことも、全く知らなかった。
加藤和彦さんの元気な姿、高橋さんの多彩な楽器を操る天才振りを拝めるだけでも価値がある。
そして、高中さんと小原さんの、尖ったギター音と、ベース音が、鳴り響き、霧島さんが、ド派手に踊りながら、歌いまくる。
まさに、タイムマシンにお願いして、もう一度見たいステージだ。

加藤さんは、その後、あまり大きなコンサートはしていないので、最後の晴れ姿になってしまったと言えるかもしれない。
日本の音楽史にしっかり歴史を刻んだ加藤さんに感謝。
そして、演奏者すべてに拍手。
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Blue Note Tokyo Jazz Orchestra with special guest Bob James

2025年01月04日 | Music
今日は、日中家事で、夜は今年2回目のコンサート。



青山に行ったら、日の丸がずらり。
誰かVIPが通るのかと思ったら、地元の有志が正月を盛り上げるために、並べてるらしい。
費用もそうかからないし。
我が家も、祝日に日の丸掲げようかな?



BLUE NOTEも正月飾り。
始めて見たが、こちらは商売。
そういえば、2日の八幡宮で、いつものゴルフ倶楽部の酒樽が奉納してあった。
商売は、神頼み?



ステージは、Blue Note Tokyo Jazz Orchestra with special guest Bob James。
Bob James さんは、年末からカウントダウンを経て、今後も日本を周る。
85歳!
今日のステージを見て、単独のコンサートも行けばよかったとちょっと後悔しているが、それほど、すばらしいステージだった。



今日のスペシャルカクテル ’GO LIGHTLY’。



真ん中にどでかい立方体の氷。
どうやって作るのか?
そして、金箔。
金が高騰しており、本カクテルも高騰?



そして、ステージ。
前半は、Blue Note Tokyo Jazz Orchestra。
7ヵ月振りという。
いつ聞いても、決まっている!
スーパースター揃いの中、学生が二人。
そして、ERICさんの息子さんも。

定番曲から、チャレンジングな曲まで。
曲毎に、メンバーがフィーチャーされ、見どころ満載。
本田さんが、目の前でNuRADを披露してくれたが、タイガース使用。
今は、タイガースのロゴの所に、本田さんの名前が記されているが、本当のタイガース仕様が発売予定という。
本当?
今の本田さんが使っているのは、約70万円だがタイガース仕様は、30万円台とのこと。
それにしても、あの指使い、サックスとはかなり感覚違うと思うのだが、楽に吹けるのかな?

そして、Jamesさんが登場。
繊細かつ、大胆なタッチで、オーケストラとのバランスもすばらしかった。
Jamesさんも嬉しそう。
Blue Note Tokyo Jazz Orchestraの面々も嬉しそう。
特に、目の前(前から3番目だった)の瑠奈さん(学生)の目が輝いていた。
夢の世界の中に自分がいるという感じだったろう。
我々も、このスペシャルなコラボに酔いしれた。
このようなステージを見たら、病みつきになること間違いなし。

James さん退場の後、バンドで2曲、そして、アンコールにまたJamesさんが登場して、1曲という構成だった。
Jamesさんのジャパン・ツアーは残っているので、まだの方には、強くお勧めしたい。
昨日、今日と、最高のコンサートを味わえた。

出演者(クラブのH/Pより)

Eric Miyashiro(tp,conductor)
エリック・ミヤシロ(トランペット、コンダクター)
Bob James(p,key) ※special guest
ボブ・ジェームス(ピアノ、キーボード)※スペシャル・ゲスト
Masato Honda(sax)
本田雅人(サックス)
Osamu Koike(sax)
小池修(サックス)
Miku Yonezawa(sax)
米澤美玖(サックス)
Haruka Sasaki(sax)
佐々木はるか(サックス)
Luna Watanabe(sax)
渡邉瑠菜(サックス)
Isao Sakuma(tp)
佐久間勲(トランペット)
Chihiro Yamazaki(tp)
山崎千裕(トランペット)
Hajime Gushiken(tp)
具志堅創(トランペット)
Riki Miyashiro(tp)
宮城力(トランペット)
Eijiro Nakagawa(tb)
中川英二郎(トロンボーン)
Naoki Fujimura(tb)
藤村尚輝(トロンボーン)
Mizuki Ogura(tb)
小椋瑞季(トロンボーン)
Kai Yoshino(tb)
吉野快(トロンボーン)
Shuto Nakagawa(p)
中川就登(ピアノ)
Ryu Kawamura(b)
川村竜(ベース)
Senri Kawaguchi(ds)
川口千里(ドラムス)

セトリもアップされていたので。

(Blue Note Tokyo Jazz Orchestra)
BLUE HORIZON (E. Miyashiro)
ST. PAUL (Cory Wong )
GOT A MATCH (CHICK COREA)
LINGUS (Snarky Puppy )
(with Bob James)
NAUTRIUS (B. James )
LOVER MAN (Grover Washington )
WESTCHESTER LADY (B. James)
(Blue Note Tokyo Jazz Orchestra)
COLIBRI (INCOGNITO)
SPAIN (CHICK COREA)
(ENCORE with Bob James)
ANGELA (B. James)
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NEW YEAR OPERA CONCERT 2025

2025年01月03日 | Music


今日は、日中は、家事。
夜は、今年初のコンサート。
会場は、NHK HALL。
明治神宮は、閉門直前で、流石に、ほとんど人はいなかった。



今夜eテレで、生放送されていたNEW YEAR OPERA CONCERT 2025。



ちょっと新年のデコレーション?



中は、NHKとしては、かなりの飾り付け。
新年を祝う雰囲気を盛り上げている。

本コンサートは、1958年から欠かさず開催されているそうで、紅白には、及ばないが、レコ大並の歴史を誇る。
私は、一度も見たことが、なかったのだが、友人が観覧券を当てたので、誘ってくれた。
紅白ほどではないが、かなりの高倍率ではあったろう。



オペラ自体、たぶん5回ぐらいしか行ったことがなく、猫に小判なのだが、オーケストラ、出演歌手、アンサンブル、どれをとっても超一流で、圧倒された。
特に、それぞれの歌手の繊細かつ圧倒的な声は、生で聴かないと味わえない迫力だ。
ソロでも、会場全体に響き渡るし、全体の時は、オーケストラの音を上回る。
選曲は、"オペラは世界を映す鏡"というサブタイトルが示すように、それぞれのオペラが作られた背景が際立つ作品から、有名曲を選曲しており、オペラに詳しくない人にも楽しめるようになっていた。

ヨハン・シュトラウス生誕200年ということで、1部と2部の間に、7人編成のアンサンブルて演奏された他、本編では、ビゼー、モーツァルト、ベートーヴェン、ヴェルディ、プッチーニ、ジョルダーノの曲が取り上げられた。
ラストは、再びヨハン・シュトラウスの"こうもり"からだった。

当時のエンタメであったはずだが、宗教や、戦争や、社会問題や、生と死など、結構シリアスなテーマの作品も多く、作者の思いがこもったものであることが、わかった。
と共に、歌詞が字幕でしかわからないまどかしさも感じた次第。

今から、オペラまで、風呂敷を広げるつもりは、ないが、実にいいものを見させてもらった!

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原始神母 The Division Bell 30th Anniversary concert

2024年12月30日 | Music


今日は、日中家事に精を出して、夜は、今年最後のコンサート。
会場は、六本木EX。



恒例になって来た、原始神母さんの年末スペシャルコンサート。
今年は、The Division Bell30周年が、目玉。



席は、何と前から3番目のどまん中。
今まで、真ん中より前の席になったことはなかったのに、どうしたんだろう?
木暮さんの真正面で、凄い迫力だった。
ジェフベックのように、魂で演奏している感じだ。

1部は、ファーストアルバムから数曲と、有名曲がずらり。
目玉のThe Division Bellからの曲は、2部の前半だった。
アルバムの、8.5割演奏したと言っていたが、アルバムは持ってはいるものの、たぶん1回しか聞いていないので、知らない曲が多い。
大ヒットしたアルバムだけど、当時、聞いてる余裕まったくなし?
曲は、バラエティに富むが、常に中心にギルモアさん(木暮さん)がいるアレンジになっている曲が多い。
とは言え、エレキのボーカロイドを駆使するなど、見どころ満載で、楽しめた。



そして見ものは、年末恒例、魔界オーケストラと魔界合唱団とのコラボ。
特に、合唱団は、アイデア出しの頃から見てるので、これだけ大規模になって感慨深い。
ボランティアのメンバーが毎回増えて、比例して迫力が増している (隣の席の方もボランティアメンバーだったらしく、途中で退席)。
今回は、特に外国人の観客が目立った。
朝日新聞の俳句コーナーで、年末にちなんだ一句で、ピンク・フロイドの名がでてたそうだ。
よく見つけるなという感じだが、それだけ本イベントがメジャーになって来たということか?
ブラス・セクション+チェロは、最後の2曲の為だけに、京都から、来てくれたそうだ。
指揮のYOKANさんも、いつも気合いの入ったリード振り。
今年は、サックスの演奏は、なかったが。

3月には野音で、MR. JIMMYとのジョイントコンサートがあるのだが、残念ながら先約があって行けない。
70年代ロックに興味のある方には、絶対お勧め。
天気の保証はできないが。

ということで、今年最後のコンサートを満喫できた。
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