かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

オシムの言葉

2006年10月05日 | Books

安部さんの、メルマガ創刊準備号が届いた。私の記憶通り、安部さんは、小泉さんのメルマガの初代編集長だったようだ。メルマガで、本音をどんどん聴かせて欲しい。今回の北朝鮮の発表には、シンパの中ロさえも、流石についていけないようで、安部さんに、本領を発揮するいいチャンスを与えている。崩壊の日も、ついに秒読み段階か。崩壊の前に、日本で核実験をなどということだけは、絶対止めてね。

今日の朝日に、アメリカ駐在経験者の年金受給の話が載っていた。昔は、10年いないと権利がなかったのだが、今はそうではないらしい。もっとも、ちゃんと62歳まで(満額受給は、65-67歳から)生きていて、かつ面唐ュさい手続をしないと、もらえないが。もらえる金額の目安は、$2000×アメリカで働いた月数÷420とのこと。為替レートも変わるし、当てにはできないが。

昨日のサッカーは、惜しかった。動きは、悪くなかったが、勝てなかった。でもオシム精神は、しっかり反映されているように見えた。
オシムの言葉という本がベストセラーになっている。サッカーはあまり詳しくないのだが、この本では、サッカーより、ユーゴスラビア内戦時代の悲壮な境遇の話に感銘を受けた。常人だったら、耐え難い状況だろう。

極端に例えるなら、東京出身の人が、横浜ベイスターズの監督をやっていたら、東京と神奈川が戦争を始めてしまい、東京に残した家族とは、安否不明、音信不通の状況が数年続いたというような話だ。もちろん、民族問題が、根底にあるが。平和慣れした日本人には、なかなか実感がわかないだろうが。戦争は、もちろん悲惨だが、内戦は、身内同士の戦いなだけに、悲惨さ度合いがさらに高い。

そんなオシム氏が、この悲惨な境遇を乗り越えて、日本で活躍し、さらに、ナショナルチームのリーダーになってくれたことはすばらしい。もちろん、南アフリカへの道は、険しいだろうが(FIFA世界ランクもいつのまにか随分下がってしまった)。マスコミも、ジーコ氏の時のように、過大な期待をかけないで、淡々と、でもサポートする報道をして欲しい。

コメント
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