今日は、得意の?美術館の梯子をした。
一つ目は、ベルギー王立美術館展。これは、そんなに興味はなかったのだが、何となく行くことになり....
古いところでは、ブリューゲル、ルーベンス、新しいところでは、マグリット、デルヴォーぐらいしか知らない。いい絵も多いが、フランス、オランダ、スペイン、イタリアなどと比較してしまうと、やや層は薄いか。
次に行ったのが、伴大納言絵巻展。これは、是非行きたかったのだが、期待通り。特に、今日までと最後の週は、現物が全部展示されている(その他の週は、一部模写が展示される)。
今日の新日曜美術館を見た人は、お分かりと思うが、すばらしい。特に人物の描写が生き生きとしていて、すばらしい。色も、当時としては、鮮やかだ。イタリアのルネサンスの400年前の作品である。800年前に描かれた絵が、こんな間近で、じっくり見られるなんて。
ストーリーも、簡潔に説明されているので、事前勉強なしでも十分楽しめる。じっくり見るためには、行列に並ばなければならないが、今日は、50分待ちぐらいだった。1mぐらい離れて見てもいい人は、待ち時間なしで見れる。デジタルで、撮った写真を大きく引き伸ばしたパネルコーナーもあるが、楽しくかつ迫力がある。10cmぐらいの人物像を、等身大に引き伸ばしても、違和感がないし、結構リアルだ。それだけ、元の絵がしっかり描かれているということだろう。
日本の芸術に興味のある人には、絶対お勧め。