街の中心部であるソカロ広場に来た。ここにある建物の多くも、世界遺産に指定されている。広場のど真ん中に大きな国旗がたなびいているが、郊外にはもっと大きなものもある。
このソカロ広場は、アステカ時代にも神殿に囲まれた重要な広場だった。スぺイン征服後、現在の姿に造り変えられた。
その中の代表的な建物のひとつが、この国立宮殿。アステカ時代には、ここに宮殿があった。すっかり造り変えられている。メキシコがスペインから独立した時の舞台になったところだ。来年がその200周年で、その準備に余念がない。
現在は、大統領の執務室と、大蔵省として使用されている。
そのバルコニーが独立の宣言がなされたところで、中国でいえば、天安門広場というところか。そういえば、この広場は、天安門広場、赤の広場に次ぐ大きさとのことである。
今も、9/15になると、このバルコニーに大統領が立ち、メキシコ万歳、独立万歳と叫ぶ。広場の民衆がそれに応えるのだ。
その脇には、よくわからないモニュメントがあったが、これこそメキシコの国旗に描かれている、蛇をくわえた鷲が、サボテンにとまっている姿で、この姿を見かけたところに都を作れという言い伝えから、ここにメキシコシティが造られたのだという。