かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

メキシコその10 メトロポリタン・カテドラル

2009年02月13日 | USA



ソカロ広場のもう一つの大きな建物は、メトロポリタン・カテドラル。メキシコのすべての教会の頂点に立つ。16世紀から17世紀にかけて100年以上もかけて建設された。




教会も周りでは、先住民の方々がいろんなパフォーマンスをやっている。お香のようなものを焚いているもの面白い。



教会の隣には、テンプロ・マヨールと呼ばれるアステカ時代の遺跡がある。これは、20世紀になってから発見されたものだ。この教会は、これらのアステカ時代の神殿を破壊してその上に造られた。キリスト教(カソリック)を浸透させるためにわざわざそのようにしたのだろう。



かなりというか相当立派な教会だ。





外も立派だが、中はもっと立派である。立派すぎて重くなり、地盤沈下がたいへん。ワイヤなどで、建物を支えて、崩壊を防いでいる。このグラフは、地盤沈下の様子を表しているが、段々地盤沈下が収まっていることを誇っているようだ。



主祭壇のデコレーションは、すばらしいを通り越してやり過ぎとも言えるぐらいだ。究極のバロック様式とでも言おうか。



中には、日本で殉教した宣教師を祀ったコーナーもあった。日本との縁もある。



ということで、素晴らしい教会だった。しかし、スペイン人のキリスト教布教にかける執念には恐れ入った。

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