かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

チャップリンのサイン

2024年11月07日 | Movie


今日から関西。
初冠雪の報があった富士山の山頂だけ見れた。
雪は、見えず。



お約束の。
ロゴがとれても健在。



チャップリンについては、エンターテイナーとしても、事業家としても、思想家としても、ひじょうに興味を持っていて、何かないかなと思っていたところに、本出物があったので、ゲットした。
もう100年近く前の代物なので、本物かどうか不安もあるが、もちろん、業者の証明書は、付いている。

ポストカードとサインのセットで、サインには、Faithfully Charles Chaplin 1932 と ある。
これが正しいとすれば、まさに先日読んだ本にある”街の日”完成後、世界旅行をしていた時期で、ヨーロッパから、アジア・日本を経て、LAに戻ったタイミングとなる。
LAを1931年1月に出発し、1932年3月まで、ヨーロッパを周り、そこから、エジプト、セイロン、シンガポール、インドネシア、香港、日本と周遊し、1932年6月にLAに戻った大旅行だ。
氷川丸に乗船したのも、この時。

本サインの情報は、限られるが、まさに日本滞在中であった可能性もある。
その時、危うく、5.15事件に巻き込まれるところだったチャップリン。
第二次世界大戦前夜の匂いを体で感じて、それから、独裁者、モダン・タイムズなど、社会問題に切り込む作品を作るように変容していった。
極めて重要な時期に当たる。

これは、世界共通のお宝か?



ホテルからの眺め。



いつものホテルだが、空気が澄んでいたので。
コメント
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