こんにちは。塾長の鴨志田栄子です。
昨日は、久しぶりの「タイムマネジメント研修」でした。
育成塾OB生の勉強会で、ドラッカーの本(プロフェッショナルの条件)を読んでいますが、今月、まさに、タイムマネジメントに関する章を取り上げました。
ドラッカー氏のタイムマネジメントの原理原則論を読むと、いろいろな気づきが得られます。組織をマネジメントしていく上で、タイムマネジメントスキルは、セルフコントロールに欠かせないスキルです。
同氏の本を読むと、「なるほど!」の連続です。これらの新しい知識と従来から自分が考えていた知識を結合することで、また、新しい説明の展開が生まれていくことを実感しました。
知っていることを繰り返して使っていたのでは、リピート依頼にはつながりません。いかにインプットの機会をもち、毎回、少しずつ、ブラッシュアップしていけるのか、リピートで依頼をもらうには、使い回しはNGです。
最近、このOB生の勉強会がとても有意義なものであることを実感することが多いです。それは多角的な視点で講義をしていけるようになったからです。
勉強会が、他の勉強会と異なる点は、土曜日1日の時間を費やしたものであり、そして単に本の内容を紹介し合うだけではなく、それを、どう仕事に生かすことができるのかというディスカッションをして、模造紙に書いて発表し合っているからだと思います。この勉強会を初めて2年が経過しました。最初の1年間は、午後のディスカッションの時間はいらないのではないか、1日は長いのではないかという声もでました。午後から中座してしまう人が多いからです。幹事メンバーで話し合い悩みましたが、半日の短い勉強にしたらやっばり意味がないという結論になり、2年目も同じやり方を踏襲しました。2年間継続してみて、この積み重ねの効果がようやくでてきていることを感じ取るこのごろです。
知識のインプットの大切さと、その効果を実感するまでには、それなりの時間を要するということですね。
今日は、「こんなに盛り上がった研修はまれにない」という言葉をいただくことができ、そして、受講生30名のうち22名の方が名刺をもって講師席にいらしてくださいました。
研修講師をしていてよかったと、こころからやりがいを感じられた1日でした。
追伸:講演やセミナー講師をするならば、「声」も大切です。「声」は人の心を動かすパワーがあるからです。