皆さん、こんにちは。
サポーターの大草 昭人です。
私の前回の投稿に引き続き、今回も文章力の話をしたいと思います。
前回は、文章を読んで違和感を感じた時にスルーするのではなく、
違和感の原因を突き止めましょう、という話をしました。
今回は校正についてです。
例えば執筆の仕事をする場合、自分の文章を校正することになります。
複数人での執筆であれば、相互に校正することになるでしょう。
最近、他人が書いた文章を校正する機会があったのですが、苦戦しました。
主に次の理由からです。
・こうした方が良いと思っても、それが本当に正しいのかが分からない。
・執筆者がこの文章を通して伝えたいことを推測しながら校正する必要があるが、
推測するのは容易ではない。
・複数人の原稿を校正する場合、執筆者ごとに文章の書き方が異なるので、
校正する内容も一人ひとりに合わせたものにする必要がある。
・校正結果を、執筆者に理解してもらえるように伝えることが難しい。
そのため、1つの原稿(1600字程度)を校正するのに1~2時間かかりました。
校正することは簡単なことではありませんが、やってみると分かることがあります。
より分かりやすい文章を目指して校正をかけるので、どんな表現が読みにくいのか、
どんな文章に改善すると良いのかを考える機会になります。
また、自分が好む文章やいいと思う文章が分かってきます。
そして、そのような文章を書くことが目標になります。
目指すところを見つけるには、色んな人の文章を読むことが効果的だと思いました。