こんばんは、アンジュです。
明日親父の三回忌で、今、京都に向う新幹線の中で書いてます。
なんとか京都に着く前に発信できるように頑張っています。
紅葉も最終ラウンドで清水寺のライトアップも明後日の日曜日までなので、
お墓も近いので、観てくる予定です。
今日はちょっと耳タコ状態ですが、「おもてなし」について書きます。
例の滝川クリステルさんのオリンピック誘致演説で流行語大賞にもなった「おもてなし」ですが、
本当に日本人の心の原点ですね。
だからあのプレゼンテーションもスッキリ国民の心の中に落ちたのだと思います。
10数年前の2次試験の旅館の事例でもこのキーワードを入れた答案があったように思います。
京都にも様々なおもてなし文化がありますが、
清水寺のライトアップも旅行客へのおもてなしの一つかも知れません。
ところであのプレゼンテーションのあと、実際サービス産業でかなり意識しだしているように
感じるのは私だけでしょうか。
時節柄忘年会シーズンでもあるので、余計に各社力を入れているのかも知れませんが、
「おもてなし」を各社工夫して実践することはとても良い事だと思います。
昨日気心の知れた遊び仲間と、忘年会をやったのですが、ここでなかなか関心させられる
心憎い「おもてなし」に出会いました。場所は立川のとある個室居酒屋です。
たいそうな話しではないのですが、
まず、飲み放題でスパークリングワインがあったことです。
このお店料理もとても美味しく、特に生牡蠣の3種盛り(広島、伊勢、サロマ湖)が
大変美味しく、このスパークリングワインが飲み放題は非常に嬉しかったです。
そして極めつけが、この写真です。これはお勘定が終わって帰り際に店員のお嬢さんが
渡してくれたのですが、なんと暖めたホッカイロ(つまり袋から出してスタンバッていたわけです)を
お客さんの手をとって渡してくれたのです。
寒い店外に出るときにこのサービスは本当にグッときましたね。
ホッカイロの原価は安いものなので、このサービスのコストパフォーマンスは非常に高いです。
絶対また来たいと思わせますね。
さらに、写真にある大入り袋、その中から1000円札のようなお店で使える1000円分の金券と
割引サービス券。これもまた使いたくなりますよね、期限が年内なので、
もう一度忘年会やりたくなりました。店名は写真のサービス券で分かりますね。
と、気分良く帰宅してテレビをつけたらNHKプロフェッショナルの再放送をしていて、
テーマは「勝負術」。様々なジャンルで活躍するプロフェッショナルの勝負術を紹介していて、
面白かったのは「プロポーズ請負業」。これはここ一番のプロポーズの勝負をかける
30歳男性客の彼女へのプロポーズの演出をとことんアシストする36歳の請負人の事例。
彼は「お客様に幸せをあげて幸せを頂く。死ぬまでその繰り返し、徹底して手を抜かない、プロポーズを見届ける」
と語っていました。これも徹底した「おもてなし」の実践だと思いました。
ということで、今日は「おもてなしについて考えるの心だ~」でした。
あ、このフレーズが分かる方も相当なものです、そうあの亡くなられた小沢昭一のTBSラジオの
超長寿番組でした。この番組も小沢さんのおもてなしの心そのものだったのではないでしょうか。
改めて日本人として、「おもてなし」の心を大切にしたと思う師走であります。