育成塾事務局の佐野です。
皆さんは夏休みは取られましたでしょうか?
私は今年は仕事が忙しく夏休みも取れず、例年楽しみにしている帰省ができませんでした。
帰省というと、交通機関ラッシュが風物詩ですね。今年も高速道路で何Km渋滞したとか、サービスエリアが大混雑などの映像が連日報道されるのを見て、少しホッとしている自分がおります。
ところで、皆さんは「渋滞予報士」をご存知でしょうか?この渋滞予報士は、NEXCO東日本で渋滞を予測し公表する役目の担当者のことを言い、最近(2007年7月)からそう呼ばれるようになったそうです。中小企業診断士のような国などに正式に認められた資格ではなく、社内での愛称なのだそうです。
渋滞予報士は、高速道路の「いつ」「どこで」「どれくらいの長さ」の渋滞が発生するのかを、予測はGWやお盆・正月などの繁忙期に限らず、365日分を予測しています。予測のベースは、過去3年間の渋滞情報。その上に、周辺に新しい商業施設ができていないか、開催されるイベント情報、新設の高速道路のネットワークなどを加味して、分析・予想を立てているそうです。半年前からインターネットやサービスエリアなどで配布されているチラシに公表しているとのことです。
ちなみに、歴代の渋滞予報士の渋滞予測的中率はなんと約80%!今後は経験や実績が積み上がることで、より精度が上がっていくことでしょう。
渋滞予報士の目標は「渋滞をなくす」こと。その目標を達成するために、渋滞予測だけでなく、渋滞緩和の対策の検討にも取り組まれているそうです。
責任は重たそうですが、やりがいのある仕事ですね。