講師の亀田です。
今日はドラッカーの勉強会があり、私が発表者の一人でした。
勉強会ではドラッカーの著書を一つ決めて研究をします。現在は『経営者の条件』が対象図書になります。
そこで、今回は担当パートの「第3章 どのような貢献ができるか」で、感銘を受けたポイントをいくつ紹介したいと思います。
1.成果をあげるためには、自らが果たすべき「貢献」に焦点を合わせて考える
→本章の最大のポイントであり、ドラッカーが常に唱えている内容です。
2.権限ではなく、貢献に焦点に合わせ、成果と責任を持つ者が、肩書や地位に関係なく最も厳格な意味においてトップマネジメントと言える
→自分の権限ばかり気にする人が多いが、誰かの部下であることを告白しているにすぎない、とも言っています。
3.貢献に焦点を合わせることで、良い人間関係がもてる
→組織にとっての唯一の人間関係が良いという定義は、「生産的」であるとしているところが、深く関係してきます。
4.自らの貢献を問うことで、その達成に向けて知識や技術をみにつけるようになる
→自己成長のドライバーにもなるというわけです。
5.会議の冒頭に、会議の目的と果たすべき「貢献」を明らかにする
→目的を明確にするのは、よく言われていますが「貢献」という視点はとても新鮮であり、有効性を感じました。
発表では上記を含め、38個のヒント集を作成し、配布いたしました。
明日から実践していきたいと思います。