14期生の安藤です。
本日10/26(日)は中小企業診断士試験2次試験が実施されました。
私も朝から府中の東京外国語大学へ行き、
受験生の応援へ行ってきました。
道行く受験生の顔つきを見ていると、
緊張した顔、集中した顔、少し寒くなった秋の空気に
ピンと張りつめた空気が重なります。
そこへ、次々と歩いてくる受験生と握手をしながら「頑張って!」と心から応援していました。
そう。まるで1年前の自分の姿に重ね合わせるように。
私にとってはこの日は間違いなく人生の転機となった日だと思っています。
そしていろいろな決心につながった日。一生忘れないでしょう。
今日も同じような人が生まれる日かと思うと感慨深いものです。
さて、2次試験とは不思議な試験です。
2次試験に合格するにはどのような姿勢が必要か?
私は、「自立した心」と「謙虚な心」が必要だと思っています。
2次試験は答えが公開されない試験です。
その結果、様々な情報が溢れます。しかし、最終的な「答え」は分かりません。
よって「何が正しいか」は最後は自分で決める必要があります。
もちろん助言も「その会社にとって有効か?」を自分で考える必要があります。
つまり、「自立した心」も必要なのです。
一方で、試験では与件の会社に真面目にに向き合い、
聞かれたことにきちんと答える必要があります。
学習時から解き方や書き方なども独りよがりにならないように、
人の意見も素直に取り入れることも重要です。
つまり「謙虚な心」が必要なのです。
ここで、「謙虚な心」と「自立した心」は時に相反しやすい要素です。
しかし、中小企業診断士にはまさに、この両方がバランス良く必要ではないでしょうか。
中小企業診断士2次試験は、試験当日だけでなく、それ以前の勉強する時から
この2つの姿勢を求められるとても良い試験であると思います。
秋晴れが気持ちの良いこの日。
「謙虚な心」と「自立した心」をもった新しい仲間が増えることを
願ってやみません。