こんにちは!
14期生の日野卓郎です。
坊山さんよりご連絡を頂き、代打で投稿させて頂きます。
日付は変わってしまっていますが、11月2日(日)ぶんの投稿ということで宜しくお願い致します。
先日、何名かの方が診断士試験について投稿されておりました。
私もコメントで診断士試験について触れさせて頂いたのですが、
今回このブログでガッツリ書かせて頂きたいと思います。
というのも私、受験指導といいますか、勉強の方法論とかに非常に興味があるというか、
自分の確たる信念(といっては大袈裟ですが)がありまして、いつか機会があれば
診断士試験の受験生の助けになることがしたいなぁと思っております。
また偶然にも、先日ある方から診断士試験についてインタビューを受けまして、
その内容を少し踏まえて、Q&A方式で自分の診断士試験を振り返りたいと思います。
完全に自己満足な内容ですが(笑)、どうぞ宜しくお願い致します。
Q:インタビュアー A:ひの
Q.何回目の受験で合格されましたか?
A.2回目です。
1回目は一次試験合格、二次試験不合格(猛省)。
2回目の二次試験で奇跡の合格を果たしました。
Q.受験勉強はどのように行いましたか?
A.資格予備校を活用しました。
具体的には、資格の大原でDVD講義を受講して一次試験を合格しました。
しかし二次試験に落ちてしまい、1人で勉強するのに飽きてしまったので、
TAC(横浜校)に通いました。TACではゼミを組んで勉強もしていました。(ほぼ雑談でしたが)
当時、静岡の御殿場に住んでいたので、毎週 横浜まで通っていました。
Q.受験生時代の反省点はありますか?
A.はい、ズバリ本試験直後に全く勉強しなかったことです!(痛恨)
特に1回目の一次試験後、私は自己採点もせずに合格発表まで全く勉強をしませんでした。
「二次試験は採点基準が曖昧だし、まぁ何とかなるでしょ?」という謎の自信を持っており、
見事に撃沈しました。。
受験生の皆さんには、「本試験直後は勉強をしてください!」と強くアドバイスしたいです。
Q.逆に、合格できた秘訣は何かありますか?
A.はい、ブレなかったことだと思います。
私は合格するまで、TAC・大原の答練と本試験の過去問以外は何も手をつけておりません。
また、勉強スタイルは過去問の問題演習中心。
過去問を徹底的に「潰す」⇒間違えた個所・不明点はテキスト⇒また過去問を「潰す」をひたすらに繰り返してました。
ここに言う「潰す」とは、単に問題の〇×ではなく、一次試験でれば「全ての肢について口頭で〇×の理由が説明できる」
という意味です。こうすることで、過去問演習を中心として知識の補充ができます。
これは私のオリジナル勉強法なんかではなく、むしろ王道です。
この方法がやっぱり最も効率的だと思います(人によって合う・合わないがあるのかもしれませんが)
生活習慣も、なるべく「毎日勉強する」という姿勢を貫くようにしました。
こうした勉強方法と生活習慣にブレを生じさせなかったことが、私の合格の秘訣です。
Q.受験生へのアドバイスはありますか?
A.はい、繰り返しになりますが、「本試験直後は勉強をしてください」ということです。
その理由は、本試験直後が受験生の力が最も伸びるときだからです。
また、ほかの受験生が本試験直後は勉強しないので、ここで一気に差がつけられます。
ほぼ全員の受験生は本試験直前に知識をピークに持っていきます。
そのピークの状態に更に知識や経験を上乗せできるのは、本試験直後ぐらいしかありません。
逆に、私のように試験後に全く勉強をしなければ、みるみるうちに知識が抜けていき、
二次試験や翌年の試験は悲惨なことに。。
そうならない為にも、合否を問わず、合格したつもりで本試験の翌日から勉強をしてほしいです。
(※そういった意味で、一次試験後に自己採点するのは個人的にはおススメしないかも?)
Q.どうもありがとうございました。
A.ありがとうございました。
といった感じで、私は中小企業診断士の試験を突破できました。
因みにコレは間抜けなエピソードなんですが、二次試験の合格発表を私は携帯で確認しました。
私の携帯は少し古かったので、合格者の受験番号が掲載されているページの半分しか開けていませんでした。
しかし私はそのことに気付かず自分の番号を探し……ない。番号がない!!!!(涙)
勝手に3回目の受験を覚悟したのでした。
とはいえ、しばらく何もやる気が起きず(←全然こりてない)、ぼけーっと毎日を過ごしていたのですが、
ある日、寮の郵便受けをみると一通の手紙が診断士協会から届いています。
「ん?あーそっか、不合格でも成績表が来るんだよねー」
とか思いながら封を開くと…
「二次試験(口述試験)のお知らせ」
……え?
暫く寮の郵便ボックスから動けなかったのを覚えています(笑)
口述試験まであと1週間あまり、他の受験生は二次試験の合格発表後から
バリバリと準備をしているわけです。
私は非常に焦り、仮病で有給を2日とって朝から晩まで口述対策を行っていました。(笑)
今となってはこれも良い思い出ですが、受験生にはちゃんとしたネット環境で自分の番号を探しましょう、
ということも併せてアドバイスしたいですな、ハイ。
ここまで読んで頂きどうもありがとうございました。
初心を忘れず、これからも努力を重ねたいと思います。
受験生の皆さん、口述試験も頑張ってください!!