こんにちは。大草昭人です。
今月、都内にあるお寺で座禅を体験してきました。
育成塾のOB生(14期生)の方が企画してくださったイベントです。
昨年、14期の時にもこの方が座禅イベントを企画してくださっていたのですが、
私は参加することができなかったので、今回は楽しみにしておりました。
最初にお坊さんから座禅についての説明を受けてから座禅を体験します。
その後、茶話会(お茶を飲みながらお坊さんの話を聞く)という流れでした。
お寺には多くの参加者がいらしており、毎回100人くらいが参加されるそうです。
こんなにもたくさんの参加者がいると思っていなかったので、ちょっと驚きでした。
さて、皆さんは座禅にどんなイメージをお持ちですか?
私は、修行のようなイメージを持っていました。
背筋を伸ばして座り、動いてはだめで、心の乱れは許されず、
集中できていないとピシッと肩を叩かれる、そんな風に思っていました。
でも、体験した座禅はイメージとは真逆のもので、修行どころか癒しでした。
緊張をほぐし、身体をゆるめてリラックスして瞑想をするのです。
ですから、座禅をする前には、立つ・座る動作を繰り返して身体をほぐしたり、
深呼吸や、あ~~~と発声することにより呼吸や心拍数を整えるという
ウォーミングアップが行われました。
頑張って瞑想しようとすると上手くいかず、ひざや腰が痛いのを我慢して
瞑想するのもよくないそうです。
最初はあぐらをかいて座禅をしますが、痛くなってきたら
足を投げ出したり、足を組むのをやめてよいとのことでした。
私は最初はあぐらをかいていたのですが、すぐに痛くなってきたので、
足を組むのをやめて座禅をしていました。
座禅中は周りは音もなく静かで、瞑想しているので何も見えない。
そして、気づいたら座禅が終わる時間になっていた、
そんな感じでした。
座禅が終わった後は、身体がスッキリしており、ずいぶんと癒されました。
リラックスした時間を過ごせましたし、とても心地よかったです。
昨年の座禅イベントが好評だったのも頷けます。
仕事もプライベートも毎日忙しくてストレスを抱えている人が多いかと思います。
お坊さんのお話しにもありましたが、能動的にひまな状態を作ることも大事かもしれません。
瞑想中のようにリラックスして身体を癒し、疲れをリセットする。そしてまた頑張る。
身体が元気な方が頑張れるし、パフォーマンスもよいでしょう。
仕事などが忙しくて疲れている時には、今回の座禅体験を思い出してみようと思います。
今回はいい体験ができました。企画してくださった方には感謝しております。
ありがとうございました。