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『春季労使交渉・労使協議の手引き』の紹介

2017-04-02 23:50:57 | 16期生のブログリレー

こんにちは。塾長の鴨志田栄子です。
『春季労使交渉・労使協議の手引き』……これは、本日は、私が毎年購入している書籍です。経団連事務局が編集し、経団連出版が発行しています。

なぜ、私が毎年、購入しているのか? 初代塾長のススメだからです。

まず、どのようなことが書かれているのかをご紹介します。(2017年版 はしがきを参考に記します)
・企業経営を取り巻く様々な関連データや、労働法制度の動向、人材戦略にかかる企業の好事例が掲載されている本です。
第Ⅰ部「わが国企業を取り巻く経営環境」……日本経済や労働市場、企業収益、労働生産性の動向などについて、各種統計資料を用いて解説しています。
第Ⅱ部「春季労使講師用・協議にむけた経営側の基本姿勢」……文字通り労働組合の闘争方針と経営側の基本姿勢について紹介しているほか、今後の人事・賃金制度づくりの参考となる企業の事例を掲載しています。
第Ⅲ部「持続的な成長に向けた人材戦略」……企業の成長の源泉となる人材戦略にかかわる内容を記載、働き方・休み方改革の取組事例や健康経営の推進事例、若年層、女性、高齢者、障害者、外国人など多様な人材の活躍推進の企業事例などを取り上げています。 

 独立直後に、初代塾長から、人財に係る仕事をするなら、バックボーンとして必読の本と言われたのですが、お恥ずかしながら、数年で、購入をストップしてしまいました。その後、海外で、HRM(Human Resource Management:人的資源管理)のセミナーをする際に、初代塾長に助言をお願いした際に、この本を継続していなかったことにお叱りをいただき、反省した次第です。それ以来、ふたたび、継続して購読するようになりました。

 この本は、大企業の事例が中心ですが、人的資源管理に関する先進取組事例もあり、細かい統計データも掲載されていて、海外で、日本のことを話しをする際に、大変参考になります。私は、海外に出張するときこの本を持参し、現地の受講生からの質問の回答の際に活用したりしていました。日本では、人財育成をどうしているのか、とても興味を持っています。そればかりではなく、今の日本の失業率はどれぐらいか?とか、賃金の相場は?とか……様々な質問がきます。
 毎年、購読することで、人的資源管理がどのように変遷してきているかも把握することができます。 

 私は、主に、人財関連のコンサルタントとしての活動を柱にしています。今年度は、東京協会(中小企業診断士協会)の働き方改革の専門家にも登録しました。先週は、健康経営アドバイザーの講座も受講してきました。

 みなさんの中で、人財関連の活動を検討されている方、図書館などでどのような本なのかを一度、ご覧になってみてください。稼プロ!16期生は、希望があれば、次回講義にこの本を持参いたします。

コメント (5)
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