稼プロ16期生 鯉沼です。こんばんは。
東京の日中はすばらしい天気でしたね。お花見の季節がやってきました。
つい先日、2年前に介護職の学校に一緒に通っていた方と食事をする機会がありました。
その方は会社勤めや様々なパートを掛け持ちしながら二人の子供を育てあげ(すでに独立)、自分の時間ができたところで介護の仕事につこうと心に決めたそうです。
そして今は、小規模多機能型居宅介護という種類の施設で働いています。
介護施設の特性によっても職員の仕事はさまざまですから、とてもひとくくりにはできないと言いつつ、
「仕事は本当に楽しいし、今までやってきた仕事と比較しても全然大変だとは思わない。上司は嫌いだけどねガハハ(笑)」
なのだそうです。
お互いそこそこいい年なわけですが、将来何をやりたいかの話をゲラゲラ笑いながら会話していたときに、その方がふと
「私、米やりたいんだよね」
とポツリと真剣につぶやいたんです。
私の反応はいたって平凡で、
「は?米?コメって、稲作??」
というものでした。
その方の夢は、コメ作りをすることと介護の仕事の両立なんだそうです。そしてその延長で、その2つが融合した「何か」をやってみたいとのことでした。
農業ケアという言葉もあるように、介護と農業の組み合わせが良い効果をもたらすことはテレビやネットからの知識で知っていました。
しかし、本人は農業未経験。(2代さかのぼれば宮城のコメ作り農家にたどり着くそうですが)
「農業の中でもコメ作りってハードル高すぎじゃね?」と口にでかかったところで、ふと思い出しました。
私は、稼プロで学ぶ三意の中の「誠意」について、
「常に相手の理解に努め、気持ちに寄り添い、夢やビジョンを安易に否定することなく前進することに寄与したいと思う心のこと」
と定義したのでした。
なぜ畑ではなくてコメ作りがやりたいのかを一生懸命語る彼女の話を聞きながら、
「そういえば会社の同僚に茨城の米づくり農家の長男がいたな。田植えと稲刈りの季節は会社休みとってたっけ。どんな話になるかわからんけど、とりあえず3人で飲んでみよう。」
とこっそり決めました。
最近、登録間際や登録したてのフレッシュな診断士のみなさんにお会いする機会が増え、刺激を受けています。なんだか、わくわくしますね。
鯉沼