稼プロ!サポーターの武井です。
みなさんが第2回講義のころ、私も昨年に続き子供の読書感想文の課題と向き合い、
いろいろ気づきがありましたので、ちょっと共有させてください。
ちなみに、今年、息子が選んだのは宮沢賢治の『注文の多い料理店』です。
その1 レジュメの精度がグンと上がりました!
物語自身が読みやすかったこと、イメージができたこともあるのですが、レジュメの精度があがると、本文を書くスピードもアップした気がします。
当たり前ですが、レジュメの大切さを実感することができました。
学年もあがり、語彙が増えたり、いろいろな要素はあるかと思います。
また、昨年から本棚に常駐されていた「ちびまるこちゃんの作文教室」という本を読んだ効果もあるかもしれません。
その2 子供にとって文章の基本は、話し言葉であった
息子だけかもしれませんが、まだ、話しことばと書き言葉の違いがよく理解できていないことがわかりました。
→ここは、課題となりますね。
その3 作文=文章を長くする。
接続詞を使ったりして、やたら長くする傾向がありました。ねじれが生じて、何を言いたいのか、わからなくなること、
逆に短すぎると、自分にしかわからない文章になってしまう。
→相手に伝えるには、適度な長さとテンポが必要なこと、これは書いて覚えるしかないですね。
その4 文末が主に「である調」、さらに同じような言葉で終ることが多い。
とくに、運動会や林間などのイベント系は「楽しかった」「面白かった」「うれしかった」の3点セット、
校外見学など感じたことを書く場合は、「~と思った」が3連発になる傾向があり、今回の作文も「~思った」が多かったように感じます。
→こちらは、夏休み限定ですが、「朝日子ども新聞」で語彙力がアップをはかります!
その5 書くネタにつまり、コンサルティング的な視点から考えてみたら、突破口ができた!
【門前の小僧習わぬ経を読む】のスタンスになりますが、今年は読んだ本が短かったこともあり、
そうそうに感想文としての鉄板ネタがつきてしました。
ある程度のボリュームが必要なので、息子からの「この看板の言葉じゃお客さん来ないよね」の言葉がきっかけで、
このお店の改善点をあげてもらいました。
子どもならではの視点で一番面白かったです(^_^;)
もちろん、経理資料は一切なし、相手の立場などはおかまいなし!
大ナタを入れる改善点が最初にでましたね。
思わず、私からも「それは最後の手段だから、まずは今の状況でできそうな改善点はありませんか?」という質問からスタートしました。
大人からみたら、あたりさわりないアイデアかもしれませんが、できるだけWin-Winの関係になるよう考えてもらいました。
夏休みもあと3週間ほどですが、親子で新聞を読み、知識のインプットと語彙力アップが目標となります。
明日からは暑い日が続くそうです。みなさん、熱中症に気をつけてくださいね。